高値はハイウェイスター&プロパイロット! 現行セレナの買取相場を大暴露

日産 セレナe-POWER

ミニバンに最新技術を! 日産のイキを感じるクルマ

e-POWERはモーターを使って駆動するクルマながら、燃料はガソリン。そのためフツーのクルマからの乗り換えでも難なく運転できるうえ、電動車ならではの加速感にメロメロになる人続出中

2016年にデビューした現行 セレナは、初代から数えると5代目となる。2018〜19のミニバン人気ナンバー1を獲得するなど、超人気のモデルだ。

また、現行モデルはアクセル&ブレーキ操作のみならずハンドル操作までしてくれる※プロパイロットを設定したことでも話題に。さらに、2018年には「充電のいらない電気自動車」というキャッチフレーズでおなじみのe-POWERを追加するなど、進化し続けている。

※高速道路の同一車線のみ作動する

とにかくハイウェイスターの下取りがスゴい!

e-POWER搭載車はグリルのブルーラインが特徴だが、ガソリンモデルにはない。さらにホイールデザインが異なるなど外見でも差別化

今回はe-POWER追加前の2016〜18年の前期モデルにフォーカスして、今の買取相場を見ていく。よりリアルな情報をお伝えすべく、走行距離は5〜10万キロという条件のもと紹介する。

やっぱりプロパイロット装着車が人気

買取市場でもディーラーオプションの9インチナビ装着車が人気

やはり人気は販売の約70%を占めているハイウェイスターで、2016年式のハイウェイスターG プロパイロットエディションが走行距離6〜7万キロの個体で170〜180万円程度で取引されている。

当時の新車価格が約319万円だったことを考えると4年弱たった今でも約56%の価値をキープしていることとなる。

ちなみにプロパイロット非装着車を同条件でみると、150〜160万円前後と10万円程度評価が下がるようだ。

次いで高値が付いているのはハイウェイスターVセレクションで、同条件で見てみると160〜170万円程度で取引されている。

ハイウェイスター以外のグレードは全車5ナンバーサイズ。コチラもグレードによりプロパイロットの装着も可能

ハイウェイスター以外のグレードはといえば、S/Xいずれも60〜70万円程度と、それほど条件は良くないというのが正直なところだ。

過走行100万は硬いゾ

デビューから4年しか経っていないため、過走行の個体は少ないながらも参考までにご紹介。10〜12万キロの個体を見てみると、全てハイウェイスターで100〜120万円で取引されている。いずれもプロパイロット装着車だ。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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