【神奈川高校野球 代替大会】三浦学苑、夏の公式戦初の4強 横浜に逆転勝ち

【三浦学苑-横浜】三浦学苑先発・長谷川

 夏の甲子園と神奈川大会の中止を受け、県高野連が独自に開催する「県高校野球大会」第15日は16日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかで準々決勝の三浦学苑―横浜が行われ、第1シードの三浦学苑が7―6で逆転勝ちを収めて創部初の夏の公式戦ベスト4進出を決めた。22日の準決勝で東海大相模―平塚学園の勝者と対戦する。

 三浦学苑は上村海斗(2年)が投打に活躍した。1―6の六回、上村の適時打などで一挙5点を奪い同点とすると、七回には敵失を利して勝ち越しに成功。上村は四回から2番手で登板し、6回無失点の好救援で横浜の反撃を断った。

 樫平剛監督は「野球には流れがあると改めて感じた。木下君のストレートの方が与しやすいかなと感じていた。うちは第1シードだけど悔しい思いから始まったチーム。必死さが出たと思う」と話した。

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