「攻めまくる」 交流試合出場の東海大相模、大阪入り

大阪入りし、マスク姿で移動する東海大相模の選手たち=JR新大阪駅

 高校野球の2020年甲子園交流試合に出場する東海大相模ナインが16日、大阪入りした。前日15日に県高校野球大会の5回戦で相模原弥栄に11―4の七回コールド勝ちを収めたばかりで、この日は午前中に打撃練習を中心に汗を流したという。

 長時間の移動やハードなスケジュールで疲労の蓄積も心配されるなか、門馬敬治監督(50)は「(昨日の試合を含め)夏の大会でサガミらしい野球ができていない。どんな試合でも、サガミの選手として積極的にやっていかないと」とナインに奮起を求めた。

 相模原弥栄戦でのランニング本塁打を含め、県大会ですでに3アーチを放っているキャプテンの山村崇嘉(3年)は「いい準備はできている。甲子園では初回からどんどん点を取りにいきたい。攻めて、攻めて、攻めまくる、アグレッシブ・ベースボールを貫きたい」と意気込み、「やっぱり早く甲子園でプレーしたい」と屈託なく笑った。

 東海は昨秋の関東大会で4強入りし、2季連続となる今春の選抜大会出場を決めていた。17日の甲子園交流試合最終日の第1試合で大阪桐蔭(午前10時開始)と対戦し、19日には県大会準々決勝の平塚学園戦に臨む。

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