切断ヴィーナスチャリティーカレンダー2021&無観客オンラインファッションショーのご案内

【ニュース】

切断ヴィーナスチャリティーカレンダー2021&無観客オンラインファッションショーのご案内

2020年8月25日(火)。東京パラリンピック開会式。
幻となったこの日に、寄付型のチャリティーカレンダー「切断ヴィーナスカレンダー2021」出版と無観客オンラインファッションショー「切断ヴィーナスショー」を開催します。
「切断ヴィーナスカレンダー2021」https://gisoku.base.shop/items/31329522
「切断ヴィーナスショー」https://www.youtube.com/watch?v=snPR2ML1ZcA
※ヴィーナスショーは、オンラインイベントとなります。

【カレンダー概要】
名前:「切断ヴィーナスカレンダー2021」
目的:新型コロナウィルス終息の願いを込めたチャリティー活動
モデル:パラアスリート4人、モデル2人、アーティスト1人、看護師1人
発売日:2020年8月25日(火)から順次発送
発行:限定1,000部 *注文数により増刷の可能性あり
販売金額:1,300円+送料
販売方法:ショッピングアプリ「BASE」を利用
URL:https://gisoku.base.shop/items/31329522
寄付先:公益財団法人 東京都看護協会
※販売手数料経費を除いた全額を寄付させていただきます。
製作協賛:株式会社小原工業
カレンダーデザイン:樋口裕二
義足製作:義肢装具士 臼井二美男
代表責任者・撮影:写真家 越智貴雄

【切断ヴィーナスショーイベント概要】
カレンダーのモデルとなったパラアスリートを含めて、総勢12人が参加。
「切断ヴィーナスショー」は教えてくれます。
人は何度でも立ち上がれる。
人は逆境だからこそ、輝ける時がある。
テーマは、「WE ARE GOLD」。
今、この地球という表彰台に立っているすべての人が金メダリストである。
そんなメッセージを世界に発信します。

イベント名:「切断ヴィーナスショー」
日時:2020年8月25日(火)20時から約40分間の公演予定
形式:無観客オンライン配信
視聴:https://www.youtube.com/watch?v=snPR2ML1ZcA
主催:切断ヴィーナスプロジェクト
特別協力:東日本旅客鉄道株式会社
協力:公益財団法人 鉄道弘済会
総合プロデュース:臼井二美男
プロデュース・演出:澤田智洋
ファッションディレクター:菅井葉月(tokone)
代表責任者:越智貴雄

●切断ヴィーナスのコンセプトは、本人たちの個性を魅せることです。
女性で切断者だからという理由で、第三者が勝手に「頑張っている」や「かわいそう」と決め付ける
ものでは、ないと考えています。魅力があり輝いている彼女たちをストレートに発信し世の中に拡散
させていくことで、社会が持っているネガティブな先入観を取っ払うと同時に、同じ境遇の人たちにも
前向きな力強いメッセージが届くように願っています。
本プロジェクトは、モデルたち、義肢装具士・臼井二美男氏、写真家・越智貴雄による3者共同のプロジェクトです。コロナ終息の願いを込めて、誰もが助けられる側にもなれば、助ける側にもなる。困難な時こそ、「人と人がつながることが希望になる」というメッセージを発信します。

≪出演者≫
【須川まきこ(アーティスト)/ MAKIKO SUGAWA】
1974年和歌山県生まれ。京都造形芸術短期大学専攻科卒業。左膝下の悪性血管肉腫により義足に。「ファッションは生きる免疫を与えてくれる」と、お洒落にカッコよく義足を履きこなす。アーティストとして、自身の義足をモチーフに数多くのイラスト作品を生み出している。国内外で個展や企画展示会など、多数参加。著書には、画集「Melting」」、絵本「ニーとメメ」がある。モデルや衣装デザインなど、アーティスト活動の他にも活動は多岐にわたる。今回のファッションショー衣装デザイン担当。

【村上清加(義足アスリート)/ SAYAKA MURAKAMI】
1983年東京都生まれ。公務員。25歳の時に、事故で右足太腿切断、義足に。臼井氏が主宰する陸上クラブ スタートライン TOKYOでの練習会をきっかけに、競技用義足をつけて走り始め、パラ陸上世界選手権ドーハ大会2015、ロンドン大会2017、パラ陸上世界選手権ドバイ大会2019共に走り幅跳びで入賞。2018年には長女が誕生。「義足のかっこよさ」を知ってもらえる活動に積極的に参加し、ファッションショーの参加やテレビ広告CM出演多数。東京パラリンピック出場を目指す。

【前川楓(義足アスリート)/ KAEDE MAEGAWA】
1998年三重県生まれ。中学3年生の時に交通事故で右大腿部を切断し義足に。高校から義足をつけて陸上を始め、運動センスと負けん気の強さでメキメキと頭角を現す。16年リオデジャネイロパラリンピック走り幅跳び4位。100メートル7位。パラ陸上の世界選手権3大会連続出場。パラ陸上世界選手権ロンドン大会2017年では、走り幅跳びで銀メダル獲得。18年アジアパラ大会では、開会式で日本選手団旗手をつとめた。パラ陸上世界選手権ドバイ大会2019では、東京パラリンピックへの推薦内定を決めた。

【湯口英理菜(義足アスリート)/ ERINA YUGUCHI】
2000年埼玉県生まれ。両脚に先天的な障害があり、3歳の時に両大腿から下を切断し義足に。中学時代に陸上に出会い、本格的に取り組む。現在、日本体育大学2年生。200メートル(T61クラス)の世界記録保持者。

【金子美南海(美容師、モデル志望)/ MINAMI KANEKO】
1996年生まれ、京都府在住。中学では、陸上800メートル京都府大会で4位に入るなど、注目を集める。15歳の時に、タクシー待ちをしている際、座っていた場所とタクシーの車体に足が挟まれ、右足膝下より切断し義足に。現在、美容師4年目。今年からモデル活動でロサンゼルスに行く予定だったが、コロナの影響で延期。パラリンピックアスリートに憧れ、筋力トレーニングや、夜に自宅近所で練習を重ねる。

【海音(モデル)/ AMANE】
2001年大阪府生まれ。5歳から12歳までキッズ&ジュニアモデル。10歳から12歳まで、アイドル活動。キッズブランドのカタログモデル、雑誌、有名ブランドや百貨店などで一日店長イベント、ファッションショーなど多数出演。12歳の時に多発血管炎性肉芽腫症になり、右足膝下を切断し義足に。2019年、モデル活動再開。

【大西瞳(義足アスリート)/ HITOMI OONISHI】
1976年東京生まれ。公務員。2000年、病気で右足大腿部を切断し義足に。その後、陸上競技をはじめ、100メートル、走り幅跳びでアジアのトップアスリートになり、リオデジャネイロパラリンピックでは、100メートルで8位、走り幅跳びで6位。パラ陸上の世界選手権には、3大会連続出場。NHK「バリバラ」(NHK Eテレ)の司会やファッションショー出演、広告・CMへの出演など多数。

【阿部未佳(看護師) / MIKA ABE】
1991年東京生まれ。20歳になる2ヶ月前、交通事故で右膝下を切断し義足に。義足をつけても「自分の“足”になってくれるか不安だった。ましてや、まさか走れるとは思っていなかった」義足を手に入れ、いろいろなことに挑戦する気持ちが生まれ、友達も増え、新たな世界が広がった。スノーボード、サッカー、指相撲が得意で、現在、病院の集中治療室で看護師として働く。『夢は世界中の海に行くこと』

(問い合わせ先)
一般社団法人 カンパラプレス
越智 貴雄(おち たかお)
Tel:03-5565-3035
http://www.kanpara.com/contact/