レッドブル代表「メルセデスの速さを考えれば、今日は2位が望みうる最高の結果」【F1第6戦決勝】

 2020年F1スペインGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2位、アレクサンダー・アルボンは8位だった。

■アストンマーティン・レッドブル・レーシングチーム代表クリスチャン・ホーナー
 今回もマックスはマシンの力を最大限に引き出して走り、メルセデス2台の間に割って入った。今日はメルセデスのレースカーの方が速さがあり、(2位は)我々が望みうる最高の結果だった。

 マックスはいいスタートを決め、スリップストリームを利用して、ターン1の入口で(バルテリ・)ボッタスの前に出た。その後もポジションを維持し、2回ストップ戦略で走るなかで、ルイス(ハミルトン)にプレッシャーをかけ続け、ボッタスの前の位置を維持するために必死でプッシュした。

2020年F1第6戦スペインGP 3番グリッドのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)と2番グリッドのバルテリ・ボッタス(メルセデス)

 アレックスのスタートもよかったが、1コーナーでバルテリの後ろで行き場をなくした。その後、どのタイヤコンパウンドを履いてもデグラデーションに苦しみ、その結果が8位というリザルトだった。今日のレースで得た情報すべてを分析し、3種類のコンパウンドすべてにデグラデーションが起きた理由を理解する必要がある。

2020年F1第6戦スペインGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)

 今日もメカニックたちは2秒未満のピットストップ作業を成功させるという、素晴らしい仕事をしてくれた。ハードワークをしてきた皆には、次のスパに向かう前に、今週末ゆっくり休みをとってほしい。

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