「名探偵コナン」の名作TVSPを「金曜ロードSHOW!」で2週連続放送

日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」(金曜午後9:00)では、9月の2週にわたり、過去に同枠のために作られ、好評を博した「名探偵コナン」の名作テレビスペシャルを放送する。

9月11日は、16年に放送開始20周年を記念して放送した「エピソード“ONE” 小さくなった名探偵」を放送。原作者・青山剛昌氏の全面監修の下、第1話「ジェットコースター殺人事件」を完全新作として新たに作り上げ、放送当時ファンの間で大きな話題となった作品だ。原作をより忠実に再現しながらも、第1話で描き切れなかったそれぞれのキャラクターたちの行動や気持ちなどのディテールを肉付けし、全く新しい物語として制作された。

黒ずくめの組織に従い、アポトキシン4869を開発するシェリー(灰原哀)など、第1話の段階では登場していなかったキャラクターも新たに登場するほか、コナンと出会う前の少年探偵団や阿笠博士、コナンが家に転がり込む前の毛利小五郎らも描かれている。また、新一と蘭が運命の「トロピカルランド」でデートすることになった理由など、謎に包まれていた部分も描き、その後の物語につながる伏線も随所に張り巡らされている。そして、今までコナンを見ていない人たちにとっても、主要キャラクターの魅力、黒ずくめの組織との関係など、「名探偵コナン」の世界観をしっかりと把握できる内容になっている。

9月18日は、14年に原作連載開始20周年を記念して制作された「江戸川コナン 失踪事件 史上最悪の二日間」を放送。銭湯にやって来て転倒し、気を失ってしまったコナン。怪しい男2人が、病院へ運ぶと言って車で連れ去ってしまう。それは裏の世界で有名なアドリブのタツと伝説の殺し屋・コンドウ。やがて目を覚ましたコナンは、頭を打ったショックで記憶喪失に!? あるたくらみがコナンたちを巻き込んで、複雑に絡み合うハラハラドキドキの本格ミステリーだ。

映画「鍵泥棒のメソッド」で監督・脚本を務めた内田けんじ氏が脚本を手がけ、「鍵泥棒のメソッド」の後日譚にもなっており、映画にも出演した香川照之と広末涼子が、同じ役の声優を務めたことでも話題となった。

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