“カマキリ先生”香川照之が大好きな「セミ」を前に大はしゃぎ。「番組が黄金期を迎えました!」

香川照之が、“カマキリ先生”先生に扮(ふん)するNHK Eテレの人気“昆虫番組”「香川照之の昆虫すごいぜ!」が、8月29日(午前9:15)に放送される。

同番組は「人間よ!昆虫に学べ」をテーマに、香川がカマキリの着ぐるみ姿のカマキリ先生となり、大好きな昆虫の生態を紹介する教育番組。8時間目となる今回のテーマは、カマキリ先生念願の「セミ」。番組が始まって5年目にしてかなったテーマに、カマキリ先生も大興奮。夏の森で網を振ること6時間超、カマキリ先生はセミを捕まえることができたのか? また、久しぶりのスタジオでは、その鳴き声や生態など、さまざまなセミの秘密にも迫る。

番組スタートから5年。初の真夏の撮影に「最高ですね! 最高!」と興奮気味の香川は、「小、中学生の頃の本気の虫とりを久しぶりにやった気分です。40年ぶりくらいですかね。木の陰や、枝の空抜けに虫が動いたり、あるいはセミがとまったりしているのを見つけて、捕まえるまでの時間が楽しかったです。そして虫が網に入る手応えがあって、網の中で虫が動いている瞬間が、なんとも言えません! 私と虫と1対1、一つの生命が対等に向き合う時間です。自分がカマキリであるということを認識する瞬間でした(笑)」とすっかり楽しんだ様子。

さらに「雨が多い中、粘って粘って、こうして晴れの日を勝ち取って、虫とりをできたのは、本当にありがたいです。自粛生活の中で、なかなか家から出られないという子どもたちもいると思いますが、番組を見て一緒に虫とりをした気分になってもらえたらうれしいですし、みんなで安全に虫とりにいけるようにするにはどうしたらよいのか、ということを考えるきっかけにもしてもらえたらうれしいですね」と呼びかける中、付近を飛ぶチョウを見つけ、「お! カラスアゲハ!」と声を上げる。

そして「前回のクワガタの放送から、間をあけずにセミという、この短い期間に昆虫でも夏を代表する大物を立て続けにできるという喜びですね。『昆虫すごいぜ!』という番組が、ついに一番の黄金期に到達したのかもしれません(笑)。待ちに待った虫たちがどんどん登場していますから。今回はセミがテーマですが、カットされなければ、ほかの夏の昆虫たちもたくさん出てくるはず。頼んだよ、ディレクター! そこが見どころです!」とアピールしている。

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