立川志らくの『グッとラック!』美人リポーター切り捨て事件

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『グッとラック!』を夏休み中の8月13日、本誌直撃時の志らく

毎朝、舌鋒鋭く世相に斬り込む、立川志らく(57)。その裏で彼の番組こそ、斬り込まれるべき問題を抱えていた。この1カ月で、志らくがMCを務める朝の情報番組『グッとラック!』(TBS系)に、ある異変が起きていたのだ。

「2019年9月に前番組『ビビット』が低視聴率で終了したあと、志らくさんをMCに据える “テコ入れ” を目玉にスタートしたのが『グッとラック!』です。

『ビビット』から継続して関わるスタッフや出演者も多いのですが、そのひとりである女性リポーターの上路雪江さん(45)が、7月23日を境に突然、画面から姿を消したんです」(芸能関係者)

新型コロナ禍で、番組を休む芸能人も増えているが、彼女は自主的に “出演自粛” したわけではなかった。これには、8月3日の放送で国山ハセンアナ(29)がおこなった「謝罪」が、大きく関係する。「そのトラブルは、7月22日の放送で起きました」と話すのは、同番組制作スタッフだ。

その日の『グッとラック!』では、冒頭から新型コロナウイルス関連のニュースを取り上げた。そのなかで登場したのが、東京都足立区のフィリピンパブで起きた集団感染(クラスター)についての話題だ。現地を取材したのが、上路リポーターだった。

本誌が確認した放送では、クラスターが発生したパブの店内の様子などを、上路リポーターが周囲の人々にインタビュー取材しつつ、伝えていた。そのなかで、発言を放送した取材相手とのあいだに、トラブルが起きたという。

「じつは、取材相手に『グッとラック!』のクルーは、『話を聞くだけです』と伝えていたんです。ところが番組では、相手の了解を得ずに、当日、撮影した映像とともに、その人の発言を放送してしまったんです」(制作スタッフ)

放送を知った取材相手は、番組に抗議をおこなった。その結果、8月3日の番組内で、国山アナが謝罪することに繋がったのだ。

「取材相手の怒りの矛先は、上路リポーターにも向かっていたと聞きます。しかし彼女は、現場でディレクターの指示どおりに取材をおこなったにすぎません」(同前)

その後、上路リポーターについて、7月最終週から8月1週めにかけておこなわれたスタッフの定例会議で、ある報告がなされたという。

「番組上層部から『上路さんは、8月いっぱい稼働NGです』と告げられる形で、彼女の “出演停止” を聞いたんです。トラブルの話は耳にしていましたが、現場の担当ディレクターは、通常どおり業務をおこなっていました。『これは、リポーターが切り捨てられる形で、責任をとらされたんだな……』と思ったんです」(同前)

この定例会議と重なるように、トラブルがあった放送翌日の7月23日に出演して以降、本記事の締切り日である8月14日まで、彼女は『グッとラック!』に出演していない。

「上路リポーターは、現場スタッフからの信頼も厚く、スタッフのあいだでは動揺が広がっています。『これは、ないだろ……』という声も上がっていました。彼女本人も、この処遇には納得がいっていない、と周囲に漏らしていると聞いています」(同前)

本誌が上路リポーターの携帯電話に連絡して、取材を申し込んだところ、「私ひとりの話ではないので、事務所を通してでないと、お答えできません」との回答があった。

じつは、『グッとラック!』が “ルール違反” をしたのは、これが初めてではない。2020年4月1日の放送でも、取材相手の意図に反する取り上げ方があり、当人への「お詫び」をおこなっている。

今回の件を、“番組の顔” はどのように考えるのか。8月13日、番組を “夏休み中” の志らくを直撃した。

ーー7月22日の放送について、話が聞きたいのですが。

「はい」

しかし上路リポーターの名前を出すと、志らくは、ただ「知らない」と呟くのみ。そして、「事務所を通してください」と言い残し、肝心の質問には “無言” を貫き通した。

TBS広報部に、事実確認をおこなうと、以下の回答が返ってきた。

「7月22日放送のトラブルについては、8月3日の放送で謝罪いたしました。上路リポーターについては、処分しておりません」

では、彼女は勝手に番組を休んでいるとでもいうのかーー。直撃翌日も、夏休みのさなか、自身のツイッターで『グッとラック!』を取り上げていた志らく。番組を気にかけるなら、スタッフたちの “声” にも、もっと耳を傾けてほしい。

(週刊FLASH 2020年9月1日号)