オコン「クルマが望みどおりに挙動せず、グリップもバランスも欠けていた」:ルノー F1第6戦決勝

 2020年F1第6戦スペインGPの決勝レースが行われ、ルノーのダニエル・リカルドは11位、エステバン・オコンは13位でレースを終えた。

■ルノー・DPワールド・F1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=11位

2020年F1第6戦スペインGP ダニエル・リカルド(ルノー)

 なかなか厳しいものがあった。ここが僕らの望む位置ではないことは確かだ。ここまでの全戦で、少なくともどちらか1台はポイントを獲得してきたから、チームとしてノーポイントはこれが初めてだ。

 とても難しいレースになり、1ストップの戦略を機能させるのも容易ではなかった。言うまでもなく、こうした結果にはガッカリしている。特に過去2戦はまずまずのレースができて、好成績を期待してスペインに乗り込んで来たからね。ここまで厳しい週末は予想外だったけど、このグループは争いがすごく激しいので仕方がない。

 予選でもレースでもトップ10に近いところまでは行けたから、どこでコンマ2〜3秒を失っているのかを突き止めて、次のレースに向けて前進したい。

エステバン・オコン 決勝=13位
 今日はこれ以上はあまり望めなかったと思う。この週末は、チームとしてペースが上がらず苦戦した。クルマが望みどおりの挙動を示さず、グリップもバランスも欠いていた。ここでの走り始めから、クルマの動きのフィーリングがシルバーストンの時とは違っていたんだ。いくつかの領域で、まだやるべきことがありそうだ。

 この後、1週間の休みがあるから、しっかり原因を分析して次のレースに臨みたい。コース上ではバトルを楽しめたし、何度かオーバーテイクもできた。その点はポジティブだったと言えるだろう。

2020年F1第6戦スペインGP エステバン・オコン(ルノー)

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