SBK:第8戦ミサノの開催中止とポルトガルのエストリル追加を発表

 8月18日、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)とドルナスポーツは、2020年シーズンのスーパーバイク世界選手権(SBK)において、第8戦ミサノラウンドの開催を中止することと、ポルトガルのエストリルラウンドを追加することを発表した。

 昨年末に全13戦のスケジュールが認証されていた2020年のSBKだが、新型コロナウイルスの影響により2月28~3月1日の第1戦オーストラリア以降は延期や中止が繰り返された。

 その後、新たな開催スケジュールが発表されて、7月31~8月2日に第2戦ヘレスから再開。現在は8月7~9日の第3戦ポルトガルまでの3戦が完了している。

 そして今回、第8戦ミサノがキャンセルされることと同時に1戦追加されることがアナウンスされた。追加されるのはポルトガルラウンドで、開催地は過去にMotoGPやSBKが行われていたエストリル・サーキットだ。10月16~18日に第8戦としてシーズンフィナーレを飾ることになる。8月17日にはFIM世界耐久選手権(EWC)エストリル12時間が追加されることも発表されている。

ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ

 また、SBKとミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリは2020年が契約終了の年だったが、3年間契約を延長したことで来年はSBKのカレンダーに戻るだろう。

 全8戦で争われる今年のSBK。日本人ライダーは高橋巧(MIEレーシング・アルティア・ホンダ・チーム)、WSSに大久保光(Dynavolt Honda)、WSS300には岡谷雄太(MTM Kawasaki MOTOPORT)が参戦している。次戦は8月28~30日にモーターランド・アラゴンで開催される第4戦アラゴンとなる。

 発表された2020年SBKのスケジュールは以下の通り。

■2020年SBK開催スケジュール(8月18日発表時点)

Round 開催地 サーキット 日程

第1戦 オーストラリア フィリップ・アイランド・サーキット 2月28~3月1日

第2戦 ヘレス ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト 7月31~8月2日

第3戦 ポルトガル アウトドローモ・インターナショナル・アルガルベ 8月7~9日

第4戦 アラゴン モーターランド・アラゴン 8月28~30日

第5戦 テルエル モーターランド・アラゴン 9月4~6日

第6戦 カタルーニャ カタロニア・サーキット 9月18~20日

第7戦 フランス マニクール・サーキット 10月2~4日

第8戦 エストリル エストリル・サーキット 10月16~18日

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