【新型コロナ】介助犬・聴導犬育成に支援を NPO法人がCFで資金集め

ポストカードの一例

 介助犬や聴導犬の育成、貸与に取り組むNPO法人ウェルフェアポート湘南(茅ケ崎市芹沢、関水俊明理事長)は18日から9月29日まで、コロナ禍で減少した事業費を充当するためのクラウドファンディング(CF)を実施する。目標額は200万円。

 同法人は2006年に設立。前身の日本パートナードッグ協会神奈川支部時代から20年近くにわたり活動を続けている。収入の柱は募金と寄付だが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、街頭募金やイベント、講演、訪問活動が大幅に制限される状況になり、4~6月の収入は前年同時期に比べ200万円以上減った。

 クラウドファンディングへの参加は1口千円から50万円までの9種類。1口3千円から返礼品として、藤沢市在住のイラストレーター植草桂子さん作のポストカード(全5種類)=写真上=とトートバッグ=同下=を用意した。内容は金額に応じて異なる。

 同協会は「障害者の自立支援のためになんとしても事業を継続したい」と、広く支援を呼び掛けている。詳細は同協会のホームページ。

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