20代ファミリーに勧めたい! 使い勝手抜群のホンダ フリード
とくに、5ナンバーサイズなのに7人乗りまであるホンダ フリードは、子育ての毎日にも友人たちとの遊びにも、いろいろ楽しめてピッタリです。
フリードには、ガソリンとハイブリッドがあって、それぞれに2列シート5人乗りと、3列シート6人/7人乗りが設定されています。
5人乗りは大容量ラゲッジが魅力だけど、すでに子供が2人いる場合はちょっと窮屈。でも7人乗りだと3列シートへのウォークスルーができないので、子育て中なら6人乗りがベストでしょう。
そしてガソリンかハイブリッドかで悩みますよね。6人乗りが選べるガソリンのベースグレード「B Honda SENSING」は199万7600円。
ハイブリッドは「HYBRID G Honda SENSING」256万1900円。
なんとハイブリッドの方が56万4300円も高くなります。
でも「B Honda SENSING」には、パワースライドドアがついていないので、買うのは非現実的。実際には、6人乗りの「CROSSTAR・Honda SENSING」238万400円からになるので、実質18万1500円の差になります。
しかもハイブリッドは自動車重量税が免税になるので、ガソリンでは購入時にかかる1万6800円もナシ。差は16万4700円に縮まります。
買いはハイブリッド? 必要オプションを付けると300万台に
その差を踏まえて装備差を見ていくと、「HYBRID G Honda SENSING」には、ガソリンモデルではオプション設定となるLEDヘッドライト(オートライトコントロール機能付)、LEDアクティブコーナリングライト、ナビ専用スペシャルパッケージ+ETC車載器が標準装備。
発進時のなめらかなパワー感や乗り心地、静粛性や燃費の良さも上回ることを考えると、ハイブリッドが買いかなと思います。
シートヒーター含む快適装備がオプションとなるのが惜しいところ
ただ、「HYBRID G Honda SENSING」にも少し惜しいところがあって、FFモデルは運転席&助手席シートヒーターやプラズマクラスター搭載のフルオートエアコン、IRカット(遮熱)&スーパーUVカットガラスやロールサンシェード、コンフォートビューパッケージ(撥水ガラスなど)が7万1500円のオプションになります。おまけにLEDフォグライトも設定ナシ。
でもそれは、22万円アップの278万1900円になる「HYBRID CROSSTAR Honda SENSING」でも同様なんです。
その代わり、CROSSTARはクロスオーバーSUVライクな外観になって、LEDフォグライトや15インチアルミホイールが標準装備。
コンビシートや本革巻ステアリング、シートバックポケットのSパッケージ、7万1500円も標準で付いています。でもナビはオプションなので、純正品だと追加で31万3500円ほどアップの309万5400円ということに。
神グレードはModulo X! 車酔いも軽減しちゃう圧倒的な乗り心地に注目
となるとですね、がぜん、トップグレードの「Modulo X Honda SENSING」325万6000円も手が届きそうになってくるわけです。
ホンダ車を知り尽くしたエンジニアが、乗る人すべての快適性と運転する楽しさ、安心感を突き詰めて専用パーツの開発やチューニングをしたModulo Xは、乗るともう別物級。
しかもナビが標準装備だし、ETC2.0車載器も付きます。そのほか1列目シート用サイドエアバッグやLEDフォグライト、バニティミラーも照明付き。
さらにインテリアやアルミホイールなども専用デザインになって、とくにプライムスムース×スエード調のブラックシートはすべすべの肌触りが最高。
それらが実質的には16万円ほどのアップで手に入るので、かなり満足度が高いと思います。「車酔いがひどい子供が良くなった」、というケースもあるくらいの快適性、味わってみたいですよね。
シートヒーター必須の方はハイブリッド クロスター+オプション追加を!
ひとつ惜しいのは、「Modulo X Honda SENSING」にはシートヒーターが付かないんです…。
オプション設定もナシ。トップグレードなのに、なんでやねんっ。なのでどうしてもシートヒーターが欲しい場合は、「HYBRID CROSSTAR・Honda SENSING」にCパッケージのオプション追加がオススメです。
おすすめ純正オプションは手頃に室内快適性をアップできるユースフルパッケージ
で、さらに純正アクセサリーでシートバックテーブルとセンターコンソールバッグ、インパネマットがセットになった「ユースフルパッケージ」1万6500円があると、室内の快適性がもっと広がると思います。
また、フリードは車中泊にも人気のモデルなので、アウトドアに出かけるのも楽しそうですよ!
[筆者:まるも 亜希子]