田中6失点で初黒星 レイズの好調・ロウが8号3ラン

【レイズ6-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

開幕4週目の週間MVPを受賞したブランドン・ロウ(レイズ)は「地区優勝に向けて今回の3連戦が重要になる」と話していた。重要な3連戦の初戦、ロウは3回表の第2打席でヤンキース先発の田中将大からリードを4点に広げる8号3ラン。試合の流れを引き寄せる貴重な一発を放ち、チームを勝利に導いた。

3回表一死三塁からマイケル・ペレスのタイムリーで先制したレイズは、さらに一死一・二塁のチャンスを作り、ロウが8号3ランを放って4点をリード。その後もオースティン・メドウズの3号ソロなどで追加点を奪い、ヤンキースの得点をゲーリー・サンチェスの5号ソロとルーク・ボイトの8号2ランによる2点のみに抑えて6対3で勝利した。

ヤンキース先発の田中は初回を三者凡退、2回表も打者3人で無失点に抑えたが、3回表にロウの一発などで4失点。4回表はサンチェスの捕逸の間に1点を失い、5回表先頭のメドウズに一発を浴びたところでマウンドを降りた。5回途中まで71球を投げ、被安打8、奪三振2、無四球、失点6(自責点5)という内容。今季4先発目で初黒星(0勝)を喫した。

レイズの筒香嘉智は「7番・三塁」で先発出場し、田中と対戦した第1打席はショートゴロ、第2打席はライトフライ。田中降板後はショートゴロとレフトフライに倒れ、4打数ノーヒットで今季の打率は.194、OPSは.672となった。

レイズ先発のブレイク・スネルは2本塁打を浴びて5回3失点ながら今季2勝目(0敗)をマーク。5番手のチャズ・ローに今季初セーブが記録された。

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