好条件重なり、中国商用車市場は高成長を維持

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好条件重なり、中国商用車市場は高成長を維持

吉林省長春市にある一汽解放集団の工場で、車両を組み立てる従業員。(6月19日撮影、長春=新華社記者/張楠)

 【新華社北京8月19日】中国自動車工業協会(CAAM)のデータによると、7月の商用車市場は増勢を維持し、自動車業界全体の回復を後押しし、中国自動車市場の成長点となっている。

 CAAMのデータによると、7月、中国の自動車生産台数は前年同月比21.9%増の220万1千台、 販売台数は16.4%増の211万2千台。1~7月では、生産台数が前年同期比11.8%減の1231万4千台で、減少幅は1~6月比で5ポイント縮小、販売台数は12.7%減の1236万5千台で、減少幅は4.2ポイント縮小した。

 うち、7月の商用車生産台数は同70.3%増の47万2千台、販売台数は59.4%増の44万7千台。1~7月の商用車生産台数は16.4%増の283万1千台で、増加幅は1~6月比で6.9ポイント拡大、販売台数は14.3%増の283万2千台で、増加幅は5.7ポイント拡大した。

 業界関係者によると、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、新型インフラプロジェクトが続々と着工したことや環境規制の厳格化が老朽ディーゼルトラックの買い替えを促したことに加え、防疫物資や電子商取引(EC)産業の輸送需要の増加、高速道路通行料の減免措置なども重なり、商用車市場の需要が伸びた。

 中でも、トラック市場は安定した上向き傾向にあり、各市場が好調で、特に大型トラック市場では度々、最高記録が更新された。

 北京汽車傘下の商用車大手、北汽福田汽車では1~7月、大型トラックの販売台数が同80.8%増の9万2965台、中型トラックは17.4%増の2万1340台、小型トラックは14.8%増の24万694台にのぼった。

 中国第一汽車集団傘下の商用車部門、一汽解放では今年上半期(1~6月)の販売台数が同35%増の27万7千台となった。うち、中型・大型トラックは36%増の23万9千台で、市場シェアは19年比5.3ポイント増の27%となり、4年連続で同分野の首位を維持した。

 新エネルギー商用車に関する優遇策も打ち出された。4月に開催された国務院合同予防抑制メカニズム記者会見で、関連責任者は、新エネルギー車(NEV)の普及に注力する意向を示し、特に路線バス、タクシー、環境衛生車両、郵便車両、小型物流車両、通勤車両のNEV活用を大いに推進すると紹介した。