
国民民主党は19日、両院議員総会を東京都内で開き、立憲民主党との合流新党を結成する方針を賛成多数で了承した。新党には衆参の所属議員62人の多くが参加し、立民や野党会派の無所属議員も合わせて140人超の規模となる見込み。9月中の結成を目指す。国民の玉木雄一郎代表は不参加の意向を改めて表明。資金配分などを円満に進めるため、政党助成法に基づき、党を解散した後に「分党」する手続きを軸に調整する。今後の対応は執行部に一任された。
100人を超える野党第1党が誕生すれば、2017年10月の衆院選前の「希望の党」合流騒動で旧民進党が分裂して以来となる。