コロナの収束願って ポストカードを作製 長崎更生保護女性会など

アマビエとフクロウの絵が描かれたポストカード=長崎市伊勢町

 犯罪者の更生を女性の立場から支援するボランティア団体「長崎更生保護女性会」などは、新型コロナウイルスの収束を願うアマビエと、福を招くフクロウを組み合わせたデザインのポストカードを作製した。
 コロナウイルスが猛威をふるう中、「地域に貢献できることはないか」と7月上旬に発案。デザインは長崎市の版画家、小崎侃氏(78)が描き上げ、8月上旬に完成した。同会の浦川末子会長(73)は「家族や友人にカードを送り、改めて縁を深めるきっかけにしてほしい」と話した。
 同市伊勢町の伊勢宮でこのほど、関係者ら12人が集まり、カードの御利益を高める事前祈願があった。カードは伊勢宮で1枚100円で販売中。今後、カードと同じデザインのフレーム切手をオンラインで販売する予定。問い合わせは同会(電095.822.5175)。

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