19日にUEFAチャンピオンズリーグ準決勝が行われ、バイエルン・ミュンヘンとリヨンの一戦が実現した。
【CL】優勝候補バイエルン、ダークホースのリヨンを打ち破れるか ～準決勝プレビュー～
今シーズン破竹の勢いでコマを進めてきたバイエルンと、下馬評を覆しベスト４まで上り詰めたリヨン。緊張感のある一戦は並いる強豪を苦しめてきたリヨンのカウンターが冴え渡る。コースを限定させパスカットし、素早く前線に送り序盤にチャンスを創出する。
それでも、先にスコアを動かしたのはドイツ王者バイエルン。18分に右サイドでパスを受けたセルジュ・ニャブリが、ペナルティエリア内までドリブルで進入すると、思い切りよく左足を振り抜く。コンディションの良さを見せるニャブリは32分、ロベルト・レバンドフスキのシュートのこぼれ球に反応。左足で押し込み、大一番でドッペルパック（1試合2得点）を達成する。
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後半に入るとリヨンの猛反撃に手を焼くバイエルンだったものの、守護神マヌエル・ノイアーを中心にゴール前に鍵を掛ける。さらにヨーロッパ屈指の層の厚さで高いインテンシティを保ち、流れは再びバイエルンに。すると87分に右サイドからのFKを獲得し、ヨシュア・キミッヒが右足でクロスを供給。レバンドフスキが今季15得点目となるヘディング弾を挙げ、バイエルンが決定的なリードを得る。最終スコア3-0でリヨンを下し、バイエルンが７シーズンぶりのファイナル進出を果たした。
試合結果
リヨン 0-3 バイエルン・ミュンヘン
バイエルン・ミュンヘン：セルジュ・ニャブリ18'33'/ロベルト・レバンドフスキ88'
