英語だけで一日過ごす 松浦の小学生 ALTと交流キャンプ

ALTのナディアさん(右)と英語で会話しながらピザを作る児童=松浦市生涯学習センター

 松浦市内4小学校の5、6年生9人が外国語指導助手(ALT)と英語だけで過ごす「イングリッシュ デイ キャンプ」が18日、志佐町の市生涯学習センターであり、発音のレッスンやピザ作り、ゲームなどを通して英語に親しんだ。
 市国際親善協会(高橋博之会長)、市教委主催。外国人とのコミュニケーション力を子どものころから身に付けてもらうのが目的。今年は3月に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止し、初めて夏に実施した。
 児童は、ALTのナディア・フォーブスさん(ジャマイカ出身)、ダニエル・サンドストロムさん(オーストラリア出身)、マーク・ハンスタインさん(アメリカ出身)の3チームに分かれ、ALTがジェスチャーで表現した動物の名前を英語で答えたり、英語でのしり取りなどを楽しんだ。
 昼食のピザを作った際にはハムやチーズなど10種類のトッピングの材料を英語で注文し、それぞれオリジナルのピザを焼いた。
 志佐小6年の大浦桃佳さん(11)は「昨年参加して楽しかったので、今年も参加した。英語は好き。将来は医者になって外国の人とも話せるようになりたい」と笑顔で話した。

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