エンゼルス完敗 プーホルス2086打点、大谷無安打1四球

【エンゼルス2-7ジャイアンツ】@オラクル・パーク

エンゼルスは先発のパトリック・サンドバルが2本のアーチを浴びて5点を失うなど、終始ジャイアンツに主導権を握られ、2対7で完敗。「5番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は3打数ノーヒット1四球に終わった。ジャイアンツ先発のジョニー・クエイトが6回途中4安打2失点で今季2勝目(0敗)をマーク。4回6安打5失点のサンドバルは今季3敗目(0勝)を喫し、メジャーデビューから7連敗となった。

3回表二死一・二塁のチャンスでマイク・トラウトがセンターライナーに倒れたエンゼルスは、直後の3回裏にサンドバルがウィルマー・フローレスに5号先制3ランを被弾。続く4回裏にもオースティン・スレイターに4号2ランを浴び、5点のビハインドを背負った。

6回表にアンソニー・レンドンのタイムリー二塁打とアルバート・プーホルスのタイムリーで2点を返したものの、7回裏に3番手のハンセル・ロブレスが一死二・三塁のピンチを招き、エバン・ロンゴリアの犠飛とフローレスのタイムリーで2失点。その後はチャンスすら作れず、2対7で完敗を喫した。

プーホルスは6回表のタイムリーで通算2086打点となり、アレックス・ロドリゲスと並ぶ歴代2位タイに浮上(打点が公式記録となった1920年以降の記録)。プーホルスの上を行くのは歴代最多打点記録保持者のハンク・アーロン(2297打点)のみである

大谷は右腕クエイトに対して第1打席、第2打席ともピッチャーゴロに倒れ、第3打席は2番手の左腕アンドリュー・スアレスから四球を選んでプーホルスのタイムリーにつなげたものの、変則右腕のタイラー・ロジャースと対戦した第4打席はセンターフライ。2試合連続ノーヒットに終わり、今季の打率は.183、OPSは.665となった。

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