レイズがヤンキース3連戦をスイープ 地区首位に浮上!

【レイズ10-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

レイズの強さは本物だ。地区首位のヤンキースと2.5ゲーム差で迎えた敵地ヤンキー・スタジアムでの3連戦、初戦を6対3、第2戦を4対2で制したレイズは、最終戦にも10対5で勝利し、見事スイープ。開幕から首位を快走してきたヤンキースをかわし、アメリカン・リーグ東部地区の首位に浮上した。

ルーク・ボイトの10号ソロなどで2点を先制されたレイズだったが、5回表にジョーイ・ウェンドルの2点タイムリー二塁打とマイク・ブロソーの犠飛で3点を奪い、逆転に成功。5回裏にジオ・ウルシェラの5号2ランで再びリードされたものの、6回表にマニュエル・マーゴとウェンドルのタイムリー、マイク・ズニーノの4号3ランで一挙5得点のビッグイニングを作り、3点リードの9回表にはヤンディ・ディアスの1号2ランでダメ押しした。

2015年以降、敵地ヤンキー・スタジアムでのカード勝ち越しは2度しかなかったが、「地区優勝に向けて重要な戦い」と位置付けた今回の3連戦をスイープ。同球場での3試合以上のカードをスイープするのは2014年以来6年ぶり、球団史上3度目となった。レイズは今季、ヤンキースに対して6勝1敗と大きく勝ち越している。

レイズ3番手のディエゴ・カスティーヨが今季2勝目(0敗)をマークし、ヤンキース2番手のアダム・オッタビーノは今季2敗目(2勝)。なお、レイズの筒香嘉智は出場しなかった。

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