西彼長与町の吉田愼一町長は20日、県庁に中村法道知事を訪ね、県が町から受託している高田南土地区画整理事業の整備促進など4項目を要望した。
同事業は開始から30年以上経過しているが、宅地造成の進捗(しんちょく)率は6割弱にとどまり、多くの地権者が仮住居に移転したままの状態という。吉田町長は残工事を5年間で一括施行する計画に触れ、「整備促進に特段の配慮を」と早期完成を求めた。中村知事は「予算の確保に力を注ぎ一刻も早い完成、供用を目指したい」と答えた。
このほか都市計画道路西高田線の整備促進、一般国道207号の整備、教育施設整備に必要な財源の確保を要望した。
高田南の区画整理 早期完成など要望 長与町、県に4項目
- Published
- 2020/08/21 12:37 (JST)
© 株式会社長崎新聞社