ロケ地ガイド リニューアル 長崎県フィルムコミッション

リニューアルされた県ロケ地ガイド

 映像作品のロケ支援などを行う長崎県フィルムコミッションは、県内で撮影された映画、ドラマや、本県が舞台のアニメを紹介する冊子「県ロケ地ガイド」(A4判、8ページ)を4年ぶりにリニューアルした。5千部を作製し、県庁などで無料配布している。
 同コミッションが発足した2002年から今年7月までに撮影・製作が行われた87作品(映画40作、ドラマ45作、アニメ2作)を紹介。公開・放送年、監督、出演者などを記載した一覧のほか、話題作のあらすじや撮影エピソード、ロケ地マップなども盛り込んでいる。
 映画「坂道のアポロン」に登場する佐世保市の黒島天主堂、アニメ「アンゴルモア元寇(げんこう)合戦記」の舞台となった対馬市の浅茅(あそう)湾などロケ地のカラー写真を複数掲載。本県の歴史的建造物や美しい景観の魅力を発信している。
 同コミッションは「長崎市は坂が多いため立体的な映像が撮れると、撮影スタッフから好評」としている。冊子は県庁1階エントランスホールのほか、東京都の県アンテナショップ「日本橋長崎館」、県大阪事務所にも置いている。数部程度なら郵送での対応も可能。問い合わせは同コミッション(メールアドレスinfo-fc@ngs-kenkanren.com)。

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