上映活動応援を 長崎県映画センター サポートチケット発行

サポートチケットの告知チラシ

 長崎県内各地で名作映画の自主上映会などに取り組む県映画センター(長崎市・今村洋一理事長)は、コロナ禍の影響で3~7月の上映会が中止・延期となり財政的に困窮。そのため、9月から再開する上映会で使用できるサポートチケットを発行。市民らに購入を通じた支援を呼び掛けている。
 同チケットは2枚組で1口3千円。1枚につき1作品が鑑賞できる。代金には同センターへの寄付も含まれる。1人何口でも購入可能。有効期限は9月~来年3月まで。同センターは9~12月までに「NAGASAKI1945 アンゼラスの鐘」など5作品の上映会を開く予定。
 今村理事長(70)は「上映活動ができにくくなっている時だからこそ、前を向いて活動したい。応援してほしい」と話している。
 同チケットの購入申し込みなど問い合わせは同センター(電095.824.2974)。

 9~12月の上映作、日程、会場は次の通り。
 「人生フルーツ」 アルカスSASEBOイベントホール=9月5日午前11時、午後1時半、同4時、同7時
 「新聞記者」 諫早文化会館中ホール=9月20日午前11時、午後2時、同6時
 「NAGASAKI1945 アンゼラスの鐘」 長崎市民会館文化ホール=9月22日午前11時、午後2時
 「ママをやめてもいいですか!?」 同ホール=10月24日午前11時、午後2時
 「“樹木希林”を生きる」 諫早文化会館中ホール=11月24日午前11時、午後2時、同7時、アルカスSASEBOイベントホール=12月3日午前11時、午後2時、同7時、長崎市民会館文化ホール=12月7日午後2時、同7時

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