ベン・アフレックがバットマンとして復活! DC最新作『ザ・フラッシュ』監督が明言

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あの男が再びバットマンとして帰ってくる!『ジャスティス・リーグ』(2017年〜)のベン・アフレックエズラ・ミラー主演の最新作『ザ・フラッシュ(原題)』(全米公開2022年予定)で再びバットマンを演じることが明らかになったのだ。

アフレックにはすでに『ザ・フラッシュ(原題)』の脚本が渡されており、出演に同意したという。

監督のアンディ・ムスキエティは米Vanityfair誌のインタビューで、アフレック以外の俳優がバットマンを演じることは考えられないとし、その理由の一つに、『ジャスティス・リーグ』でミラーが演じるバリー・アレン/フラッシュと、アフレックが演じるバットマンが共闘しつづけてきたことを挙げている。

ムスキエティは、「“アフレックが演じるバットマン”がすべての前提となっているよ。この作品にとって、彼はほかに変えられない大事な要素だし、馴染みやすさもある。ミラーが演じるアレンとアフレックが演じるウェインの関係は、これまで以上に強い感情をもたらすだろう。これはバリー・アレンの物語だが、彼らは我々が思っている以上に大きな関連性がある。2人とも母親を殺されていて、それがこの映画の感情の基盤になっているんだ。きっと、アフレックのバットマンらしさが出るはずだ。」と語っている。

実は、バットマンとして復帰するのはアフレックだけではない。ティム・バートン監督の『バットマン』シリーズ(1989年〜1992年)でバットマンを演じたマイケル・キートンもバットマンとして出演することが決まっている。

『ザ・フラッシュ(原題)』「DCエクステンデッド・ユニバース」シリーズの作品にあたる。「DCエクステンデッド・ユニバース」は、実写化されているDCヒーローたちが戦うクロスオーバーシリーズだ。2013年公開の『マン・オブ・スティール』からはじまり、大ヒット映画『スーサイド・スクワッド』(2016年)、そしてアフレックが演じたバットマンが登場する『ジャスティス・リーグ』シリーズもこの一部だ。

ブルース・ウェイン/バットマンの若き日々を描く最新作『ザ・バットマン(原題)』(2021年全米公開予定)ではロバート・パティンソンがバットマンを演じることが明らかになっている。この作品もDCコミックスを原作とした映画シリーズ「DCエクステンデッド・ユニバース」のはずだが、なぜアフレックが続投しないのかというとちょっとした裏事情がある。

もともと『ザ・バットマン』はアフレックが主演・監督・製作・脚本を手がけるはずだった。しかし、のちに『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(2014年)のマット・リーヴスが監督に就任し製作されることが発表された。その後、アフレックは降板を発表し、「バットマン卒業」を宣言。今後アフレックはバットマンとしては続投しないのではないかといわれていたのだ。

アフレックがバットマンを再演することで喜ぶファンも多いはず。続報に期待したい!

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