ザ・ローリング・ストーンズ（The Rolling Stones）が、世界初となるフラッグシップ・ストア「RS No.9 Carnaby」をロンドン・ソーホー地区のカーナビー・ストリート9番地に2020年9月9日からオープンすることを発表した。
ザ・ローリング・ストーンズは、このニュースと、ロンドンで最も有名な通りのひとつであるカーナビー・ストリートに店舗を構えることについて、次のようにコメントしている
「ソーホーは常にロックンロールを体現してきた場所であり、カーナビー・ストリートは私たちの店を構えるのに最適な場所でした。ブラバドの友人たちがつくり上げたこのエキサイティングなプロジェクトは、ロンドンを訪れる全ての人にとって唯一無二の体験になることでしょう」
今回のコレクションには、ありとあらゆる年代のファンのための最新限定コラボレーション商品が含まれている。メンズ、レディース、キッズのファッション・ラインやアクセサリーの他にも、ザ・ローリング・ストーンズのお馴染みのベロマークのロゴが刻印された特製ガラス製品がバカラ（Baccarat）と共同開発される他、「RS No.9 Carnaby」の店頭では、ザ・ソロイスト（The Soloist）の椅子やスカーフ、スウェーデンの高級レインコート・ブランドの“スタッターハイム（Stutterheim）”のレインコートや帽子なども販売される予定だ。
また、同店のオープンにあわせて、世界的に有名なベロ・マークに初めて使用されたパントンからの公式カラー“ストーンズ・レッド”の記念コレクションも登場する。
さらに、店内では、Bowers & Wilkinsのスピーカーから、9月4日にリリースされる『GOATS HEAD SOUP / 山羊の頭のスープ』のリマスター盤やシングル「Scarlet」といった最新音源を含む、ザ・ローリング・ストーンズの現役キャリアからの様々な楽曲がBGMとして流される予定だ。
バンド・カラーである赤と黒を基調とした店内のガラス張りのフロアには歌詞が描かれており、試着室にはバンドのアイコニックなアルバムアートワークが飾られている他、店内の窓には、1966年にリリースされた彼らの定番曲「Paint It Black」のオープニングから引用した、世界初のサウンドウェーブのインスタレーションが展示される。
ブラバドの最高経営責任者であるマット・ヴラシックは次のように述べている。
「この革新的なパートナーシップにより、ザ・ローリング・ストーンズの豊かなレガシーに、新たな文化的タッチポイントが加わりました。“RS No.9 Carnaby”は、長年にわたるプランニングと、何十年もかけて世界で最も認知されているブランドを築き上げてきた成果なのです。世界で最もアイコニックで、最も愛されているバンドの一つであるザ・ローリング・ストーンズの音楽、スタイル、スピリットにファンが触れ、没入できる場所となっています」
Written By Paul Sexton
