ブルージェイズは7点差をひっくり返す大逆転勝利、山口も好リリーフを見せ勝利に貢献
■ブルージェイズ 9-8 フィリーズ（ダブルヘッダー2試合目・日本時間21日・バッファロー）
ブルージェイズは20日（日本時間21日）、本拠地フィリーズ戦のダブルヘッダー第2試合で7点差をひっくり返す大逆転勝利を収めた。山口俊投手も4回から3番手で登板し2回2/3、無安打4奪三振無失点の好投を見せ、モントーヨ監督も「ヤマグチの投球は勝敗に関わる大きなものだった」と賛辞を送った。
ブルージェイズは初回にいきなり7失点と厳しいスタートとなったが、その裏に2点を奪うと6回にはテレスの4号ソロ、グリエルの2号3ランなどで一挙7点を奪い逆転に成功した。
山口も4回から6回途中まで無安打無失点と好リリーフを見せ大逆転劇を呼び込んだ。MLB公式サイトもブルージェイズの逆転勝ちを取り上げ、試合後にモントーヨ監督は「素晴らしいことだ。チームがそういう感覚を持っている時は素晴らしい。その感覚を得るためには、投手が好投し、大差で負けていても彼らが勝機を残してくれることが必要だ」と振り返った。
リリーフ陣の好投を称えた指揮官は山口についても言及し「ヤマグチはあの場面で登場し、彼の3回の投球は（勝敗に関わる）大きなものだった。（2番手の）ワガスパックも非常に良い球を投げていた。彼は素晴らしかった」と賛辞を送っていた。
7月のデビュー戦では2試合連続タイブレークに登板し2敗を喫した山口。それでも月が替わった8月はこれで5試合登板し7回2/3を3四球10奪三振、1失点。防御率1.17と好投が続いている。（Full-Count編集部）
