コロナ理由の解雇は無効、仙台

タクシー会社に支払い命令

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仙台地裁の決定を受け、記者会見する運転手側の代理人=21日午後、仙台市

 新型コロナの影響による業績悪化を理由に、仙台市を拠点に営業するタクシー会社「センバ流通」(宮城県塩釜市)を解雇された運転手4人が、会社側に従業員としての地位確認や賃金の支払いを求めた仮処分の申し立てに、仙台地裁は21日、4人の解雇を無効として、うち3人に休業手当相当額の一部を支払うよう会社側に命じる決定をした。

 従業員としての地位確認は、手当相当額を支払えば必要ないとして却下した。

 運転手側は審尋で「同社は雇用調整助成金を利用しておらず、解雇を回避する措置を講じていない」と主張。斉藤研一郎裁判官は助成金を申請すれば休業手当の大半が補填できたと指摘した。