【鉄印帳を集めに】京都丹後鉄道へ

鉄印帳と京都丹後鉄道の鉄印

2020年7月10日からスタートした「鉄印帳」。御朱印帳の鉄道版で、全国40社の第三セクター鉄道で配布される「鉄印」を集めていくものです。

7月10日のスタート直後はちょっと予定が詰まっていて集めに行けなかったのですが、「そのうち行こう」と思っていたら各社あれよあれよという間に完売。再販がすぐに決定したものの、再販予定日は8月18日……ということで「ああ、しばらく集めに行けそうにないなあ」と落ち込んでいました。

ところが、諦めきれずに地元・京都にある京都丹後鉄道のサイトをチェックしてみたところ、「追加入荷しました」という案内を発見。

これはもう行くしかない!と慌ててJRに飛び乗り、慌てて天橋立駅を目指しました。

なお、どれくらい慌てていたのかというと、うっかり行きの列車の写真を撮り忘れたくらいです。そんな余裕もなく、ひたすら「残っていますように」と祈っていました。

天橋立駅にて。水戸岡デザインの車両、通称「しろまつ」発見!

天橋立駅に降り立ち、改札の女性職員の方におそるおそる「鉄印帳、まだありますか……?」と声をかけると「はい、ありますよ!」というお返事が。ああ、よかった!とさっそく購入し、ほっと胸をなでおろし、さっそく購入。

実物を受け取ってびっくりしたのが、どのページにどの鉄道会社の鉄印をもらうかが書かれていたこと。

丹鉄のページは27ページ目

同じ鉄道会社の鉄印を複数欲しくなったらどうしたらいいんでしょう……? 2冊め、3冊めを買わないといけないのでしょうか。気になります。

さて、無事鉄印をもらい、ふと時刻表を見ると「たんごリレー」がまもなく来ることを発見。「たんごリレー」は網野駅と福知山駅を結ぶ京都丹後鉄道の特急で、福知山駅で新大阪駅行き特急「こうのとり」京都駅行きの特急「きのさき」と接続します。

丹後の海。福知山駅で撮影

つまり、これに乗ると福知山での乗り継ぎもスムーズに京都に帰れる。そして、さらに……「たんごリレー」といえば、水戸岡鋭治さんがデザインした車両「丹後の海」が使われている列車!

これは乗らなければ!と慌ててきっぷを買って改札を通ると同時に、目の前に「丹後の海」がやってきました。なんとか滑り込みで乗車完了!

「丹後の海」自由席車両

「丹後の海」に乗るなら、おすすめは自由席。というのが、ソファ席があるのです。

ラグジュアリーな雰囲気たっぷりのソファ席。これで自由席というのがすごい

ソファ席を悠々と独り占めして、福知山駅まで帰ってきました。

ソファ席にゆったり座って、車窓の田園風景を堪能

ということで、バタバタと最初の鉄印をゲット。これからゆっくり、鉄印を集めていきたく思います。まずは状況を見ながらぼちぼちと地元・関西から集めていくことにしましょう。

なお、鉄印帳は8月18日から再販。紺色のほか、ピンク、緑、水色、黒のカラバリも今後順次追加されていく予定だそうです。買い逃してしまった方、別の色の鉄印帳も欲しい方はぜひチェックしてみてください。

文/写真:鶴原早恵子

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