安心な旅のスタイルにぴったり!レンタサイクルつき宿を厳選紹介

レンタサイクルつきの宿を選んで3密回避!

せっかくの休暇はめいっぱい楽しみたいですが、コロナ禍の外出や旅行はさまざまな注意が必要です。こうしたなかで、自転車は3密(密閉空間、密集場所、密接場面)を回避しながら、手軽に運動も楽しめる注目の移動手段。

また、自転車で観光すれば遠くまで移動することができますし、バスやタクシーでは見逃してしまうような小さな発見がたくさんあるでしょう。

レンタサイクルつきの宿を選んで、快適な旅行を楽しみましょう!

目次

1.広島:自転車と泊まれるホテル「ONOMICHI U2」

瀬戸内海の島々を望む絶景のサイクリングロード・しまなみ海道。その起点となる広島県の尾道には、国内外から多くのサイクリストがやってきます。

JR尾道駅から徒歩約5分。尾道港の古い倉庫を改装してつくられたのが、日本初のサイクリスト向け複合施設「ONOMICHI U2」です。

尾道の旬を味わえるレストランやセレクトショップのほか、自転車ブランド「GIANT」の専門店や、自転車に乗ったままチェックインできる「HOTEL CYCLE」が入っています。

「HOTEL CYCLE」は、すべての客室に自転車を持ち込むことができ、共用エリアには自転車のメンテナンスができるリペアスペースもつくられています。

宿泊者専用のレンタサイクルは気軽に乗れるクロスバイク(5,400円/日)と、本格的なロードバイク(6,480円/日)の2種類あり、いずれもイタリアの有名自転車ブランド「COLNAGO」のアイテムです。

ちなみに、施設内の「GIANT」でも自転車が借りられます。こちらは初心者も乗りやすい軽量自転車や、電動アシストつきのクロスバイクなど、種類が豊富です。

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2.金沢:築120年の町屋に泊まる「ゲストハウス白」

金沢の歴史を伝える「金沢城址公園」から徒歩約1分、「兼六園(けんろくえん)」からも徒歩約8分という素晴らしいロケーションにあるのが「ゲストハウス白」です。

日本の伝統的な町屋(※1)を改装してつくられたこのゲストハウスには、昔ながらの塗り壁や畳の部屋も残っています。

1Fは宿泊者専用キッチンやラウンジなどの共用空間。客室はすべて2Fに設けられています。2020年2月に客室をリニューアルし、それまであったドミトリーをなくして、完全個室の4部屋のみになりました。

1日500円で借りられる自転車は、小回りの利くコンパクトなスタイルのもの。金沢の街を散策するにはぴったりです。町屋から自転車で颯爽と走り出せば、気分はこの街の住人。暮らすような旅を楽しみたい方にオススメです。

ちなみに金沢は、「金沢城址公園」や「21世紀美術館」など、人気の観光スポットが金沢駅から約2.5キロ圏内に集中しているのが特徴です。歩くより、バスに乗るより、自転車移動が断然便利なんですよ!

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3.鎌倉:囲炉裏を囲む宿「鎌倉ゲストハウス」

鎌倉観光の拠点としてオススメの「鎌倉ゲストハウス」は、もともと料亭だった建物を再利用しています。

立派な木造の建物は、神社やお寺を建てる宮大工(みやだいく)が丹精込めて作ったもの。あちこちに繊細な細工がほどこされています。

客室は男性用と女性用のドミトリーのほか、個室が1部屋あります。ちなみにこちらのドミトリーは、ベッドではなくの上に布団を敷く純和風のスタイルが特徴。個室には木製の2段ベッドが用意されています。

1Fの共用エリアには大きな囲炉裏があり、宿泊者が集う憩いの空間として愛されてきました。10月~3月は囲炉裏に火が入れられるので、パチパチと炭火がはぜる音を聞きながら、ゆっくりお酒を飲むのもいいですね。

ゲストハウスから鎌倉駅前までは約3キロの距離がありますが、1日800円のレンタサイクルを使えば15分ほどで到着できます。江ノ島や逗子にも30分ほどで着くので、晴れた日は自転車移動が気持ちいいですよ!

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4.京都:大注目のデザインホテル「Ace Hotel Kyoto」

人気観光地の京都には金閣寺、祇園、嵐山など、魅力的なスポットが盛りだくさん! 行きたい場所を効率よく巡るために、レンタサイクルを選ぶ観光客も多いそうです。2020年6月、そんな見どころ満載の京都に新しくオープンしたホテルが「Ace Hotel Kyoto」です。

「Ace Hotel」は1999年に第1号店をシアトルにオープンして以来、世界中のクリエイターや文化人に愛されてきたデザインホテルです。現在、NYやLAなど世界10カ所にありますが、アジアでのオープンは京都が初。

伝統的な日本のエッセンスを取り入れた隈研吾氏の建築に、アート作品やモダンインテリアをミックスしたスタイリッシュな空間はとても刺激的です。インテリアやアメニティなど細部にまでこだわりぬいたこのホテルでは、レンタサイクル(無料)も漆(うるし)塗りの特注品!

街や生活を楽しむための自転車「トーキョーバイク」とAce Hotel Kyotoがコラボレーションし実現した1台です。

塗装をしたのは約200年の歴史をもつ福井県の漆器工房「漆琳堂」。まるで工芸品のような優雅なたたずまいの自転車は京都散策にぴったりです。

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レンタサイクルでNO密&安心な旅に出発

少し外出するにも気を使うことの多い時期ですが、だからこそ新しい旅のスタイルを見つけるチャンス! これまで旅の移動は徒歩か電車だったという人も、この機会に自転車旅にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

自転車だからこそ行ける場所や、風を切って走る清々しさはきっと素敵な旅の思い出になるはずです。

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