レイズがタイブレーク制してサヨナラ 筒香4タコ2三振

【ブルージェイズ1-2xレイズ】(延長10回タイブレーク)@トロピカーナ・フィールド

レイズはメジャーでの実績が乏しい7人の投手による継投でブルージェイズ打線を1得点に抑え、タイブレークを制して2対1でサヨナラ勝ち。10回裏一死一・三塁の場面で代打のケビン・キアマイアーがレフト前へのタイムリーを放ち、試合に決着をつけた。

試合を決めるサヨナラタイムリーを放ったのはキアマイアーだが、勝利の立役者はブルージェイズ打線を5安打1得点に封じた投手陣だろう。トミー・ジョン手術で今季終了となったヨニー・チリーノスに代わって先発したアーロン・スレジャースは4回を無安打無失点に抑える見事なピッチング。2番手のショーン・ギルマーティンは押し出し四球で1点を失ったが、ライアン・トンプソン、ピート・フェアバンクス、ジョン・カーティス、ジャレン・ビークス、アンソニー・バンダは各1回を無失点に抑え、チームの勝利に貢献した。

タイブレークの10回表に登板し、無死一・二塁のピンチを無失点で切り抜けたバンダが今季初勝利(0敗)をマーク。9回裏途中から登板したブルージェイズ4番手のアンソニー・バースは、キアマイアーにサヨナラタイムリーを許し、今季初黒星(1勝)を喫した。

レイズの筒香嘉智は「8番・レフト」でフル出場。セカンドゴロ、見逃し三振、見逃し三振、セカンドゴロとバットから快音は聞かれず、4打数ノーヒットで今季の打率は.176、OPSは.617となった。

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