「24時間テレビ43」東京パラリンピックでの金メダルを目指す家族の思いを再取材

現在、日本テレビ系で放送中の「24時間テレビ43『愛は地球を救う』 」(8月22日午後6:30~23日午後8:54)。V6・井ノ原快彦、NEWS・増田貴久、Kis-My-Ft2・北山宏光、ジャニーズWEST・重岡大毅、King & Prince・岸優太をメインパーソナリティーに迎え、「動く」をテーマに東京・両国国技館からさまざまな企画を生放送。昨日22日には、歌舞伎役者の市川海老蔵が日本全国に元気を届けるために企画した、一夜限りのスペシャル歌舞伎パフォーマンス「市川海老蔵 広末涼子 柳葉敏郎が動く 失われた日本の夏、ふるさとの祭り」や、重岡が主演を務めたスペシャルヒューマンストーリー「誰も知らない志村けん -残してくれた最後のメッセージ-」を放送。さらに、「嵐にしやがれ 24時間テレビスペシャル」では「メインパーソナリティー記念館」と題し、メインパーソナリティーの人生を深掘り。また、「フライングディスク最速リレー」のギネス世界記録達成を目指し、嵐と対決を繰り広げるなど、笑いと感動の場面が次々と届けられた。

番組では、4年前にNEWSがメインパーソナリティーを務めた際に出会った高田裕士さんとその妻・千明さん、息子の諭樹くんの家族を再度取材。裕士さんは聴覚に障害があり、千明さんは全盲という夫婦だが、共にパラ陸上競技のトップ選手だ。

4年前の取材時、諭樹くんは7歳だったが、千明さんは「とても優しい子に育った」と語る。パラ陸上の走り幅跳びで第一線で戦う彼女にとって、諭樹くんの存在は大きく、友だちに「ママは目が見えないけど、すごいんだよ!」と言っていたというエピソードが強い後押しになっているという。

あれから4年が経ち、増田が高田家を再訪問。現在、諭樹くんは11歳になっている。千明さんは増田に「“一番のママ”が見たいという思いに応えたい」と話し、日本代表に選ばれた東京パラリンピックでの金メダル獲得を目指している。大会は2021年に延期されたが、「一番になる」という目標のため、家族は動き続けている。

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