「24時間テレビ43」さだまさしの挫折を聞いた北山宏光が学生時代の悩みを告白

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現在、日本テレビ系で放送中の「24時間テレビ43『愛は地球を救う』 」(8月22日午後6:30~23日午後8:54)。V6・井ノ原快彦、NEWS・増田貴久、Kis-My-Ft2・北山宏光、ジャニーズWEST・重岡大毅、King & Prince・岸優太をメインパーソナリティーに迎え、「動く」をテーマに東京・両国国技館からさまざまな企画を生放送。昨日22日には、歌舞伎役者の市川海老蔵が日本全国に元気を届けるために企画した、一夜限りのスペシャル歌舞伎パフォーマンス「市川海老蔵 広末涼子 柳葉敏郎が動く 失われた日本の夏、ふるさとの祭り」や、重岡が主演を務めたスペシャルヒューマンストーリー「誰も知らない志村けん -残してくれた最後のメッセージ-」を放送。さらに、「嵐にしやがれ 24時間テレビスペシャル」では「メインパーソナリティー記念館」と題し、メインパーソナリティーの人生を深掘り。また、「フライングディスク最速リレー」のギネス世界記録達成を目指し、嵐と対決を繰り広げるなど、笑いと感動の場面が次々と届けられた。

午後3:40頃に放送された「行列のできる法律相談所 特別編 さだまさしが伝える 誰もがみな“主人公”」では、北山がさだの生きざまに迫った。今回の“動く”というテーマを聞いた時に、北山は最初にさだを思い浮かべたという。「動きすぎて困っちゃった人」というイメージだと話し、さだが「動きすぎて困ってるね。止まると死ぬから」と答えると、即座に「マグロじゃないですか!」と突っ込む一幕も。

1952年に長崎で生まれ、天才バイオリニストとして有名だったさだは、わずか12歳で上京。プロのバイオリニストになるため東京藝術大学の付属高校を受験するも不合格となった。大きな挫折を味わったさだはバイオリンの道を断念し、國學院大學に進学するも仕送りはなくバイト三昧の日々。やがて肝炎になり大学を中退し、長崎に失意の帰郷をする。だが、そこで落ち込むことなく、高校時代の友人・吉田正美とフォークデュオ「グレープ」を結成。業界で評判を呼び、「精霊流し」が大ヒットした。

さだの話を聞き、自身の体験を思い出した北山。多くのタレントを輩出している堀越高校出身の北山だが、実はサッカー推薦で入学していた。全国選手権を目指していたが、ジャニーズの先輩たちを見ているうちに芸能界で活躍する夢を持つように。悩んだ末、サッカー部を退部。その後、ジャニーズに入ったものの、9年の間デビューのチャンスが来ずに悩んでいたことを振り返った。

一方、「グレープ」を解散したさだはソロ歌手になり「関白宣言」がヒット。スター街道をひた走るも、ドキュメンタリー映画「長江」に挑んだ結果、28歳にして35億円もの借金を背負うことに。周囲は自己破産を進めるも「駄目になるまで頑張る」と借金返済のため、全国津々浦々を巡り、通算4400回のコンサートを行って50代半ばで完済に至った。60歳になったら歌を辞めようと引退を考えていたが、その前に東日本大震災が起き、自分の歌で泣いてくれる被災者を見て「一生誰かのために歌い続けよう」と決意したという。

さだの歌には、サーカスの公演中に落下して亡くなった実在の青年の話を歌にした「道化師のソネット」や、妹・玲子さんの誕生から結婚までの物語をモデルに描いた曲「親父の一番長い日」など、普段目立たない人にスポットを当てて主人公にした歌が多い。その中でファンが選ぶ1位となった曲「主人公」は、どこにでもいる普通の女性を“主人公”にしたという思いを明かした。インタビューを終えた北山は「一番学んだのは動くときは慎重に」ということだと明かし、名曲「主人公」を両国国技館のステージで熱唱するさだの歌声に耳を傾けていた。