「24時間テレビ43」北山宏光が「笑点 対抗大喜利」で見せた噺家としての才能

現在、日本テレビ系で放送中の「24時間テレビ43『愛は地球を救う』 」(8月22日午後6:30~23日午後8:54)。V6・井ノ原快彦、NEWS・増田貴久、Kis-My-Ft2・北山宏光、ジャニーズWEST・重岡大毅、King & Prince・岸優太をメインパーソナリティーに迎え、「動く」をテーマに東京・両国国技館からさまざまな企画を生放送。昨日22日には、歌舞伎役者の市川海老蔵が日本全国に元気を届けるために企画した、一夜限りのスペシャル歌舞伎パフォーマンス「市川海老蔵 広末涼子 柳葉敏郎が動く 失われた日本の夏、ふるさとの祭り」や、重岡が主演を務めたスペシャルヒューマンストーリー「誰も知らない志村けん -残してくれた最後のメッセージ-」を放送。さらに、「嵐にしやがれ 24時間テレビスペシャル」では「メインパーソナリティー記念館」と題し、メインパーソナリティーの人生を深掘り。また、「フライングディスク最速リレー」のギネス世界記録達成を目指し、嵐と対決を繰り広げるなど、笑いと感動の場面が次々と届けられた。

午後6:00過ぎに、「笑点」メンバーとメインパーソナリティーとの対抗大喜利が放送された。

「笑点」メンバー同様、色とりどりの着物を身に着けて登場したメインパーソナリティー5人は、まず番組メインテーマ「動く」を頭文字にした作文で自己紹介。それぞれ「腕がなります 5人で力を合わせて 食らいついていきます」(井ノ原)、「うれしいな 5時30分からの『笑点』出演 車で来ました」(増田)、「ウィットに富んで ゴージャスな クオリティーの高い答えを目指します」(北山)、「うそやん! ごっつええなあ! くっさー!」(重岡)、「うれしいです 5人で『笑点』 くれぐれも失礼のないよう頑張ります」(岸)と、思い思いの作文を発表した。

1問目は、最初にヒントを出して司会の春風亭昇太から「何ですか?」と聞かれたことに「○○ジョウ」で終わる言葉で回答する問題。北山が「日常の習慣になりました」というヒントを出し、「手洗い洗浄」という回答をすると、「笑点」メンバーからも「おおー!」という歓声が上がり、座布団1枚を獲得。北山は「めっちゃうれしい!(座った感じが)全然違う!」と感激した様子。これを見ていた重岡は同じ問題で「うわー、座布団ほしいな」と話しながら、ボクシングのジェスチャーでヒントを出すと、「あしたのジョー」と回答するが惜しくも座布団は獲得できず悔しい表情を見せた。

井ノ原は「結成25周年ですけどまだまだこれから」というヒントに、「V6発展途上!」という回答。これには思わず「すてき!」という声が上がり座布団を獲得した。増田は「私の趣味を発表します」というヒントに、「車の試乗」と回答する。周りからは「いやいや」「車好きやねー」などのツッコミを受けた。また、北山が「(三遊亭)好楽さんって最後に消えるんですか?」というヒントに、「お勘定」と言うと、会場は爆笑に包まれた。その回答のすぐ後に岸が「井ノ原さん、いつかシャトーブリアン食べに行きませんか?」と言うと井ノ原が「何ですか?」と答える。岸は「お願いします、お勘定!」と回答。その後すぐに「あ、もうお勘定出てましたね!」と直前の北山の回答を思い出すと、「笑点」メンバーから「着物の色がよくないんじゃないですかね!」などと林家木久扇と同じ着物の色であることを指摘された。その後にすかさず回答した北山が「井ノ原さんご飯連れて行ってください」言い、続けて「岸に便乗」という回答。周囲は「すごい、すごい」と感嘆。噺(はなし)家としての才能の片りんを見せた。

誰かに弟子入りしたいと言って「ほんとに?」と返されたことに対しての返答をする問題では、重岡が林家三平に対して「自己紹介考えてきたので弟子にしてください」と申し出る。「ほんと?」と返されると、ぺこぱのシュウペイと同じポーズを取りながら「さんぺいでーす!」と絶叫。これに対しては「よくやる勇気あったね、すごいよ」と昇太も関心したようだった。さらには、岸が手を挙げて三遊亭円楽に弟子入りを申し込む。「ほんとうですか?」と問われると、「うそつくの苦手なので、その腹黒さ勉強させてください!」と返し、会場からは大きな拍手が上がり、念願の座布団を1枚獲得した。

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