「24時間テレビ43」加藤茶が歌う「ステイホーム盆踊り」。子どもたちの思いをのせた打ち上げ花火も!

現在、日本テレビ系で放送中の「24時間テレビ43『愛は地球を救う』 」(8月22日午後6:30~23日午後8:54)。V6・井ノ原快彦、NEWS・増田貴久、Kis-My-Ft2・北山宏光、ジャニーズWEST・重岡大毅、King & Prince・岸優太をメインパーソナリティーに迎え、「動く」をテーマに東京・両国国技館からさまざまな企画を生放送。昨日22日には、歌舞伎役者の市川海老蔵が日本全国に元気を届けるために企画した、一夜限りのスペシャル歌舞伎パフォーマンス「市川海老蔵 広末涼子 柳葉敏郎が動く 失われた日本の夏、ふるさとの祭り」や、重岡が主演を務めたスペシャルヒューマンストーリー「誰も知らない志村けん -残してくれた最後のメッセージ-」を放送。さらに、「嵐にしやがれ 24時間テレビスペシャル」では「メインパーソナリティー記念館」と題し、メインパーソナリティーの人生を深掘り。また、「フライングディスク最速リレー」のギネス世界記録達成を目指し、嵐と対決を繰り広げるなど、笑いと感動の場面が次々と届けられた。

午後8:00過ぎ、「加藤茶が歌う! 1億3000万人 お家で踊ろう『ステイホーム盆踊り』」が放送された。全国で開催予定だった数々の祭りが中止および延期となったことを受け、人々を勇気づけ、感動を与え、心のよりどころでもあった祭りの中止に悲しい思いをしている人々に、元気になってもらいたいと動き始めた企画だ。全国1億3000万人の人々とステイホームのまま踊れる新しい盆踊りをバックアップするのは、秋元康と菅原小春。秋元が楽曲作成を担当し、菅原が振り付けを行った。

重岡の「皆さんお待たせしました。1億3000万、みんなで踊ろう! 盆踊りのお時間です。みんなで踊りましょうー!」という大きな掛け声で、企画パートがスタート。「ぐるり音頭」でボーカルを務める加藤茶は、「『24時間テレビ』の出演打診を受けた時、受けるかどうか悩んだ。コロナウイルスがいかにあっさりと大切な人を奪ってしまう…ということを目の当たりにした僕にとって、簡単な決断ではなかった。僕はコロナウイルスが憎い。そして、怖い…。失われたものは戻ってこないし、なかなか以前の生活には戻れないけど、いつかまたくる日常を願って一緒に踊って笑い合いましょう」と、ステイホームで盆踊りをするたくさんの視聴者へコメントを送った。

加藤、仲本工事、高木ブーは東京・増上寺から中継で出演。加藤は「頑張ってまいります。3人で盛り上がります!」と力強くコメントした後、今回共にパフォーマンスをする仲本、高木に向かって「行くぜ! いいかい? 高木さん起きてるかな?」と笑いを誘った。その後、「こんなしんどい時代でも、笑顔を絶対忘れないように。大事な人に『ありがとう』を言えるように頑張りましょう。嫌なことを忘れて、元気にぐるり音頭を踊りましょう!」と明るい笑顔を見せ、「ぐるり音頭」が始まった。両国国技館では、浴衣を着たAKB48、乃木坂46、メインパーソナリティー陣らが笑顔で踊った。

また、音頭と同時に打ちあがった花火をデザインしたのは子どもたち。中止となった甲子園の出場を夢見た高校生を応援するため、この夏に見られなかったホームランをイメージして野球ボールなどを描いた。「子どもたちがデザインした花火、点火ー!」(重岡)の一声で静岡・浜松の空に花火が舞い、盆踊りを美しく彩った。

© 株式会社東京ニュース通信社