ジャムやシロップを数量限定で 島原城の梅使い土産品 島原観光ビューロー 無添加にこだわり

島原城の梅を使った新たな土産品=島原市、島原城売店

 島原城(長崎県島原市城内1丁目)を運営する島原観光ビューローは今夏、同城に約300本が植えられている梅の実を使った新たな土産品「梅コンフィチュール(ジャム)」「梅シロップ」「梅干し」を数量限定で販売している。来月には「梅スカッシュ」も加える予定で、担当者は「残暑が続く中、城で採れた梅のさわやかな風味を味わって」とPRしている。
 同社が5月、ショウガの生産加工業「人作」(同市)に「島原城一角にある『古野梅苑』などの梅を活用した土産品ができないか」と相談し実現。同19~30日にかけて収穫した126キロの梅を使い、無添加にこだわった計4種類のオリジナル商品に仕上げた。
 梅コンフィチュールはグラニュー糖と黒糖で仕上げた2種類(各120グラム、648円)があり、それぞれ100個限定。甘さ控えめに仕上げ、梅の風味を凝縮。果実の素材感を味わえる。
 梅と氷砂糖のみを入れて漬け込んだ梅シロップ(250グラム、1200円)や、島原半島産の塩とシソを使用した梅干し(100グラム、330円)、梅スカッシュ(350ミリリットル、値段未定)はそれぞれ200商品ずつの限定で販売する。
 販売場所は島原城の売店と観光交流センター「清流亭」(同市新町2丁目)。営業時間はともに午前9時~午後5時半。問い合わせは島原城売店(電0957.63.4874)。

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