菅田将暉 映画『糸』で父親役「“娘”が容赦なく甘えてきて…」

©株式会社光文社

(撮影:前 康輔)

誰もが一度は口ずさんだであろう、中島みゆきの名曲が映画化。映画『糸』(8月21日公開)で、運命に翻弄されながらもまっすぐに生きる主人公・漣を熱演したのは、若手俳優のトップをひた走る菅田将暉(27)。

劇中で漣は、小松菜奈(24)演じるもう一人の主人公・葵と、強く引かれ合いながらも引き離されてしまう。2人は、遠く離れていても、お互いの存在を支えに生きていく。

そんな、映画『糸』について、そして名曲『糸』について菅田に話を聞いた。

ーー3度目となった小松菜奈との共演で印象的だったことは?

「彼女は僕にとって“戦友”のような存在なんですけど、今回初めて『エキストラさんに何か温かいものを差し入れできないかな?』と相談されて。主演って肩書が似合うさまを見せられましたね」(菅田・以下同)

ーー名曲『糸』に対して、抱いているイメージは?

「中島みゆきさん(68)の地鳴りみたいな声が、お告げのように内臓に響きますよね。いろんな解釈があると思いますけど、実際に演じてみると、人と人とのめぐり逢いってハッピーなだけじゃなくて、残酷で非情な部分もあるんだなと」

ーー中島みゆきの楽曲の中でお気に入りは?

「一時期『悪女』をよく聴いてました。男と女のシビアな部分が表現されていて、なるほどなって思ったり、ちょっと怖くもあったり。『糸』も劇中で歌った『ファイト!』も救いがありますけど、そうじゃないダークな曲もいいですよね」

ーー今回、本格的に父親役を演じた感想は?

娘役の子が、僕が泣くシーンの撮影直前でも容赦なく『パパ、抱っこ!』って甘えてきたりして、振り回されっぱなしでした(笑)。でも、めちゃくちゃかわいかったですよ!」

「女性自身」2020年9月1日 掲載