第5回心の古里いいでフォトコンテスト~紹介したい飯豊の四季・人・花~

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「第5回心の古里いいでフォトコンテスト」の結果が3月23日に発表されました。
広報6月号(6月11日発行)にて受賞作品を一挙にご紹介しましたが、8月号から10月号にわたって詳しくご紹介していきます。今回から新たにジュニアの部(中学生以下)が設立され、249点のご応募をいただきました。

◆概要
雄大なる飯豊の山並みを始め、飯豊の四季折々の風景、飯豊に暮らす人々の営みによって造りだされた農村の美しい風景、そこに暮らす人々など、たくさんの飯豊の資源を未来に引き継ぐとともに、町内外へ広く情報発信する

▽審査員
写真家 佐藤秀明(ひであき)氏
日本大学芸術学部写真学科卒業後、世界中の辺境を旅し、自然と人間、文化を独特の視野で撮り続ける。最近の著書・写真集に「雨の名前」「風の名前」「鎮魂・世界貿易センタービル」や「グランド・ゼロ」などがある。日本写真家協会会員。新潟県生まれ。

▽審査員総評
飯豊は飯豊山を背に美しい飯豊独特の風景に恵まれています。それだけに応募写真は風景写真が圧倒的に多かったのですが、今回は人物写真からレジャースポーツに至るまで、いままで見られなかったジャンルの応募がありました。
前回までは、ある有名な場所に応募が集中して審査も大変でしたが今回は楽しく審査をさせていただきました。
飯豊で自分だけの風景を探してみませんか。

◆最優秀賞 朝の足跡
S.Tさん(松原)
撮影地/添川
〇審査員コメント
このような美しい朝日に出会ったらオレンジ色の朝日を中心に絵をまとめてしまうのが普通です。しかし、作者の雪原に残るウサギの足跡を詩的な夢物語のような出来事にまとめるために、あえて朝日を脇役に持っていった感性が素晴らしい。ウサギが足跡を辿る様子が幻のように浮かんできます。朝日のオレンジ色がいっそう冴えてみえる素晴らしい作品です。
タイトルをもっと現実離れした夢のあるものにしたら良いような気がします。例えば「朝日に誘われて」みたいな…。

〇受賞者コメント
栄誉ある賞をいただきありがとうございます。
2月中旬早朝、雪原撮影のため眺山へ出かける。前日の予報は快晴。陽の昇り始めた頃、ウサギの足跡と出会う。陰影がはっきりしている間、夢中でシャッターを押した。足跡の陰影、枯草の影、雪肌も陰で表現出来た。ウサギはどこへ行ったのだろう。
撮影の後で遠くへ行った足跡を見てふっと思った。ウサギに感謝。

◆金賞ジュニアの部 飯豊の目覚め
T.Yさん(添川)
撮影地/萩生
〇審査員コメント
この写真を見て、撮った11才の少年は何を考えて撮ったのだろうかと思いました。大人になるといろんなことに気を使い過ぎてなかなかいい写真が撮れないのですが、君のような少年は、感動したものを素直にそのままうつしてしまうからこのようにいい写真が撮れるのですよ。このままいいと思ったことや物を、余計な物をいれないで撮るともっと上手になります。
田んぼの光やツツジがほんとうに美しく撮れていますね。

〇受賞者コメント
僕は父に「朝日を見に行くよ」と言われ飯豊の展望台へいきました。
朝つゆにかがやく花びらと、朝日に照らされる水面(みなも)がすごくきれいでした。心の古里飯豊の風景として、自然と飯豊町民が作り出すすばらしい風景を飯豊の人に、後世に残していきたいと思いました。

※受賞写真は、本紙p.11をご覧ください