残暑厳しい 9月は高温スタート 広範囲に高温に関する情報

 きょう24日(月)は西日本や東海で厳しい暑さとなり、全国66地点で35℃以上の猛暑日となった(午後2時半まで)。最高気温は、大分県日田市37.7℃、福岡県太宰府市37.3℃、大分県豊後大野市で37.0℃、名古屋市36.9℃、岡山県高梁市36.8℃、京都市36.4℃など(午後2時半まで)。東京都心では、午後1時半過ぎに32.3℃を観測した。

来週にかけて気温高く

9月3日(木)までの予想最高気温

 あす25日(火)も東海から西の各地で気温35℃以上の猛暑日となる所が多く、26日(水)から27日(木)あたりは、山越えの南風が吹く日本海側を中心に猛烈な暑さとなる可能性がある。その後も気温の高い状態が続く予想だが、北海道の太平洋側から奄美にかけては30日(日)ごろから5日間ほど、沖縄は9月1日(火)ごろからの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる見通し。

24日(月)気象庁発表「早期天候情報」 出典=気象庁HP

 このため、気象庁は北海道の太平洋側、東北以南の全地方に「高温に関する早期天候情報」を発表して、高温による農作物や家畜への影響、農作物や家畜の管理・事前対策に注意するよう呼びかけている。屋外での活動等では飲料水を確保し、日陰を利用する熱中症対策を進めるよう心がけたい。人とのじゅうぶんな距離がとれる場合は、熱がこもりやすいマスクを外すなど、少しでも暑さを和らげる工夫が必要だ。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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