歴代アニメ映画ランキング!往年の名作から世界が夢中になったあの新作まで

アニメ大国日本では毎年数多くのアニメ映画作品が製作・公開されています。そこで今回は日本で公開されたアニメ映画の歴代興行収入ランキングをご紹介いたします。

日本のアニメ映画事情紹介

日本では年間およそ600〜700本ほどの邦画が公開されていますが、近年はアニメ映画が興行成績の上位を占めています。2019年度は上位5作品のうち4作品がアニメ映画という結果になりました。
現在日本では、「ドラえもん」や「ポケモン」などの人気作品の劇場版のほか、深夜アニメのスピンオフ的作品、オリジナルアニメ作品など様々なジャンルのアニメ映画が製作公開されており、あらゆる世代の人たちをとりこにしています。映画公開に合わせてイベントやコラボ企画が行われるなど、日本のアニメ文化の裾野はどんどん広がっていると言えるでしょう。

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映画館「AEON CINEMA」に行こう!

日本全国92ヵ所、日本国内最多785スクリーンを有するシネマコンプレックス「AEON CINEMA」。全国に大型ショッピングセンターやスーパーマーケットを展開するイオングループが運営しているため、通常イオンのショッピングモール内に設置されており、映画鑑賞だけでなく、ショッピングも楽しめるのが特徴です。
館内の施設も充実しており、巨大スクリーンで鮮明な画像と臨場感あふれる音響を楽しめたり、映画のシーンに合わせて座席が動いたり風が吹いたりする最新型映画体感システム「4DX」が導入されていたりするので、映画の世界に入り込んでしまったような気分が味わえます。

日本の歴代アニメ映画ランキング

さて、ここからは日本で公開された歴代アニメ映画ランキングをご紹介いたします。

5位 もののけ姫

1997年に公開されたスタジオジブリ製作の映画。世界的に有名な宮崎駿監督が構想16年、3年の月日をかけて製作した超大作です。国内興行収入は193億円で、当時の日本映画の歴代興行収入第1位となりました。
中世の日本を舞台にタタリ神から呪いをかけられた青年アシタカと山犬に育てられた少女サンを中心に、自然と人間との関わりや、闘争や差別など人を取り巻く様々なテーマが描かれた壮大なスケールの物語です。
ライターは既に何度も見ているのですが、美しい自然描写や臨場感あふれる音楽もさることながら、メッセージ性の強いストーリーに感動せずにはいられません。

4位 ハウルの動く城

こちらもスタジオジブリ製作による長編アニメ映画で、イギリス人作家D. W. ジョーンズによるファンタジー作品「魔法使いハウルと火の悪魔」を原作としています。公開は2004年で興行収入は196億円。
魔女の呪いで老婆の姿になってしまった少女ソフィーと魔法使いハウルの共同生活が優しいタッチで描かれています。
戦闘シーンあり、ロマンスありと見所満載の本作ですが、ライターの注目はヒロインのソフィー。自分に自信がなくネガティブ思考なソフィーが、ハウルとの共同生活の中で成長し、自信を取り戻していく姿は見ている人を勇気づけ、ポジティブな気分にしてくれます。単なるファンタジー作品ではなく、見るたびに新たな気づきがある奥深い作品で、ライターも繰り返し見ては新たな発見に驚いています。

3位 君の名は。

2016年に公開された、新海誠監督による長編アニメ映画。日本をはじめ海外でも大ヒットを記録し、大変な話題になりました。興行収入はなんと250.3億円!
飛騨の山奥に住む女子高生・三葉と東京の都会で暮らす男子高校生・瀧の心と体の入れ替わり現象を通じて見ず知らずの存在にひかれていくというラブストーリー。ストーリー展開の面白さはいうまでもありませんが、細部まで繊細に描かれた風景描写が素晴らしく、その美しい映像のモデルとなったスポットを巡る「聖地巡礼」が大流行しました。ライターも都内主要スポットは訪れたので、機会があったらヒロインが住む糸守町のモデルとなった岐阜県飛騨市に行きたいと思っています。

2位 アナと雪の女王

アンデルセンの童話「雪の女王」をモチーフとしたディズニーのアニメ映画。2013年に公開されると世界中で大ヒットとなりました。
日本でも2014年に公開されると「アナ雪」の愛称で親しまれ、興行収入255億円を記録。特に主題歌の「レット・イット・ゴー」は世界的大ヒットとなり、一時はこの曲を聞かない日はないというくらい毎日どこかで流れていました。日本でも日本語吹き替え版で主人公エルサ役を担当した松たか子さんが歌い、サビの部分の「ありのままで」という言葉は2014年の流行語に選ばれるなど社会現象となりました。

作中に出てくるキャラクターはどれも魅力的なのですが、ライターのお気に入りは夏に憧れる陽気な雪だるま・オラフ。日頃はひょうきんな言動で皆を笑わせるのですが、大切な人を助けるために頑張る姿や、優しさと思いやりにあふれたセリフは胸キュンもので、こんな人が側にいてくれたらと思わずにはいられません。
ディズニー映画ならではの、女の子の好きなものが詰め込まれたプリンセスストーリーですが、3Dコンピューターアニメーションを駆使した圧倒的な映像美と、ミュージカル仕立てのテンポの良いストーリー展開で、大人も楽しめる極上のエンターテインメント作品です。

1位 千と千尋の神隠し

2001年に公開された宮崎駿監督作品。興行収入は308億円で歴代興行収入第1位!この作品は第52回ベルリン映画祭で金熊賞、第75回アカデミー賞で長編アニメ映画賞を受賞するなど海外での評価も高く、この作品によりアニメ界における宮崎駿監督の地位は不動のものとなりました。
引越し先に向かう途中、不思議な街に迷い込んでしまった10歳の少女千尋が湯屋「油屋」で働きながら、元の世界に戻るために奮闘するという冒険譚ですが、内気で臆病な少女が異世界で様々な経験を重ね成長していく姿が生き生きと描かれています。
作中に登場する建物や自然描写はもちろんのこと、それぞれのキャラクターの心理描写も素晴らしく、20年近くたった今もなお見る人をひきつけてやまない素晴らしい作品で、あらゆる世代の人におすすめです。

気になる作品はありましたか?日頃、アニメは子どものものと敬遠しがちの方も、気になる作品があったらぜひご覧になってくださいね。きっと新たな発見がありますよ。

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