長崎県平戸市岩の上町の平戸城で24日、「子ども歴史講座」があり、児童6人が地元の観光シンボルの城の歴史や建物の名称、役割などを学んだ。
同市文化交流課が夏休みの課題、自由研究に役立ててもらおうと企画。講師の前田秀人同課学芸員は、改修のため一般公開を中止している本丸などの建物に加え、市役所や県立猶興館高校などが含まれる広い地域全体で城が成り立っていることなどを説明した。
6人は城の正門である「一の大手門」とその周辺にある石垣や堀切、城主らの住居、行政拠点の建物などがあった「二の丸」などを約1時間半、見て回った。
市立平戸小5年の古橋未来さん(11)は「大手門そばの石垣にある巨大な『鏡石』が、敵や訪問者に平戸城がすごいと思わせるためという説明が印象に残った」と振り返った。
平戸城ってすごい! 市が子ども歴史講座
- Published
- 2020/08/24 23:30 (JST)
- Updated
- 2020/08/25 10:08 (JST)
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