筒香4号先制ソロ&全打席出塁もレイズは逆転負け

【ブルージェイズ6-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズは2回裏に筒香嘉智の4号ソロで先制し、先発のブレイク・スネルが6回途中9奪三振2失点の力投を見せたものの、リリーフ陣が崩れて逆転負け。シーズン前半の30試合を19勝11敗で終えた。一方、逆転勝ちのブルージェイズは3連敗を回避。レイズとの4連戦を2勝2敗で終えた。

2回裏に筒香の一発で先制したレイズは、3回表にブラディミール・ゲレーロJr.のタイムリー二塁打で同点に追い付かれたものの、4回裏にウィリー・アダメスの3号2ランで勝ち越しに成功。先発のスネルは6回表にルルデス・グリエルJr.に4号ソロを浴びたところで降板したが、1点をリードして終盤を迎えた。

ところが、7回表に二死一・二塁のピンチを招き、4番手のアーロン・ループがランドール・グリチックに7号逆転3ランを被弾。8回裏に相手のミスで1点を返したが、9回表にキャバン・ビジオのタイムリー二塁打で1点を追加され、4対6で逆転負けとなった。ブルージェイズ2番手のトーマス・ハッチが今季2勝目(1敗)、4番手のジョーダン・ロマノが今季2セーブ目を記録。ループは今季2敗目(3勝)を喫した。

「5番・指名打者」で先発出場した筒香は、2回裏の第1打席で先発タナー・ロアークの90.6マイル(約146キロ)のフォーシームを引っ張ってライトへの4号先制ソロを放つと、その後の3打席はいずれも四球。全打席で出塁する活躍を見せたが、チームの勝利にはつながらなかった。1打数1安打1打点3四球で今季の打率は.178、OPSは.669となっている。

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