児童、元気に登校 大幅短縮の夏休み明け

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学校が再開し、トンボの絵を担任教諭(左)に提出する5年生児童=笠間小

茨城県内の多くの学校で24日、新型コロナウイルスの影響で例年より大幅に短縮された夏休みが明け、子どもたちが元気な姿で教室に集まった。感染予防の「新しい生活様式」も休み前同様に徹底された。

笠間市笠間の市立笠間小(石田進校長、児童760人)では、例年の4割に満たない16日間の夏休みが終わり、児童らは上履きや学習用具が詰まった袋を重たそうに提げ登校。書道や絵画の作品など、休み中の課題を担任教諭に手渡した。

一人一人マスクを着用し、教室に入る前には、手をアルコールで消毒。コロナと熱中症の対策を兼ね、窓と廊下側のドアが開けられ、扇風機が回された。

同市では、休校が長引いた1学期の評価がしにくい状況などから、本年度は2学期制を導入。“3密”を避けるため校内放送で行った全校朝会で、石田校長は「夢や目標に向かって頑張る姿を見ることを楽しみにしています」と全校児童にエールを送った。

5年の森下果子さん(11)は「プール遊びや段ボールの工作など、いつもより楽しい夏休みだった。短かったから、充実させられたのかもしれない」と笑顔。外出を自粛していたという久野蹴翔君(11)は「図書館で本を30冊借りた。これからもたくさん読み、感想文をうまく書けるようになりたい」と話した。

県内では同日、水戸、つくば、ひたちなかなど計20市町村で小中学校が再開。17日にも既に、多くの学校で夏休みが明けている。