飲食店の換気設備導入 補助金 200万円まで拡充 長崎県、きょうから受け付け

 新型コロナウイルス感染拡大の防止に向け、長崎県は、県内飲食店が換気設備を導入する際の費用を上限200万円まで支援する新たな補助制度を設け、25日から申請受け付けを始める。
 県はこれまで、マスクや消毒液など幅広い対応策を対象にした「新しい生活様式対応支援補助金」(上限10万円)で支援。上限を200万円まで拡充した補助金を新設し、工事を伴う換気設備の対策を加速させる狙い。
 県内で飲食店を経営する中小企業や個人事業者が対象。宿泊施設内の飲食店や、テークアウト専門など店内で飲食を提供しない店舗は除く。換気用の窓や換気扇などの更新や増設、新設工事に必要な経費の10分の9を補助する。店舗数に関わらず、申請は1事業者1回限り。
 申請書は県のホームページからダウンロードできる。受け付けは郵送のみで10月30日締め切り(当日消印有効)。問い合わせは県産業政策課(電095.895.2615)。

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