22年、熊本市で日本外科学会 県内最大規模の1万6千人

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 2022年の日本外科学会の開催地が熊本市に決まったことが24日、分かった。メイン会場は同市中央区に昨年12月オープンした大型集客施設「熊本城ホール」。参加者数は約1万6千人と、県内で開催される会議としては過去最大規模となる見通し。

 熊本国際観光コンベンション協会や熊本市が、熊本城ホールの開業を見据え15年から誘致活動に取り組んでいた。今月12日に日本外科学会が開いた理事会で承認され、大会会長は熊本大大学院の馬場秀夫教授が務める。

 会期は熊本地震からの復興を祈念する意味を込めて、22年4月14日~16日の3日間。熊本城ホールのほか、ホテル日航熊本や市民会館シアーズホーム夢ホールも会場とする計画で、市内外で1日当たり最大約1万人の宿泊客を見込んでいる。

 同学会は毎年1回開催されており、外科系の学会では国内最大級。これまでは大都市圏での開催が主だった。飲食や交通などの利用も含め、熊本市への経済波及効果は約15億7千万円と見込まれている。

 コンベンション協会は「大きな学会を熊本市内で開催できるのはアピールにつながる。今後の会議や大会の誘致の呼び水となることを期待したい」と話している。(田上一平)