CL優勝のミュラーとボアテング、代表復帰なし ドイツ代表監督が「理由」を説明

UEFAチャンピオンズリーグを制して欧州王者に輝いたバイエルン・ミュンヘン。トーマス・ミュラーとジェローム・ボアテングのベテラン2人も復活を印象付けるような活躍を見せた。

ミュラーはCL決勝の舞台でこんなスーパークロスをみせつけている(以下動画3分20秒~)。

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ロベルト・レヴァンドフスキとはもはや阿吽の呼吸!5分10秒~のシーンでも、ミュラーはクロスで決定機を作り出しているぞ。

ミュラーとボアテングはドイツ代表でも主軸だったが、2019年にヨアヒム・レーフ代表監督から構想外を言い渡されている。9月に行われる代表戦に向けた最新の招集メンバーにも2人の名前はなかった。

『Sky』によれば、レーフ監督はこう述べたという。

ヨアヒム・レーフ(ドイツ代表監督)

「2人とも非常にいいパフォーマンスを見せた。自分たちがチームにとってどれほど重要かを示したね。

だが、(2018年)ワールドカップ後に我々は別の選手たちとやっていくことを決めた。

彼らが成長するための余地と時間を与えてほしい。

若手選手たちはとてもいい成長を見せたし、我々は激動に対して迅速に対処した。

このやり方を変える理由はひとつもない」

あのフランツ・ベッケンバウアーもミュラーの代表復帰を推薦していたが、レーフ監督にその意思はないようだ。

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同じく構想外を宣告されたマッツ・フメルツも、当然ながら今回のメンバーには含まれていない。

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