【新型コロナ】11万5千冊を2次販売 横須賀の最大33%プレミアム商品券

プレミアム商品券の2次販売チラシ

 神奈川県横須賀市は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ市内消費の活性化と、地元の中小店舗支援のために発行するプレミアム付き商品券「よこすか『地元のお店』応援券」の2次販売を始めた。

 応援券は最大33%のプレミアムが付き、17万6千冊を発行。総額は22億円で同市によるプレミアム付き商品券としては過去最大規模になる。しかし、参加店舗の募集期間が約1カ月と短かったことや、周知不足などで1次販売(7月10~20日)は約6万1千冊にとどまった。市商業振興課は「1次販売の締め切り近くまで、どの店舗で使えるかが分かりにくかったためではないか」と説明する。

 2次販売分は約11万5千冊で、購入対象者を市内在住者のほか在勤・在学者にも拡大。1次販売に申し込んだ人も再購入できる。8月17日時点で市内の1661店で利用可能になっており、同課は「地元の小さなお店の応援のためにも、なるべく使ってもらえれば」と呼び掛ける。

 商品券は1冊1万円で、1人3冊まで購入可能。小型店のみで利用できる「専用券」(500円券16枚)、大型店でも使える「共通券」(同9枚)の25枚つづりで、1万2500円分として利用できる。専用ホームページ(https://premium-gift.jp/yokosuka)か、新聞折り込みや市役所などで配布する専用はがきで申し込む。9月18日消印有効。問い合わせは、専用コールセンター電話(0570)666425。

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