沖縄のパラダイスへ!読谷村と恩納村で体験したい8つのこと

沖縄、読谷村と恩納村で暮らすように旅する

観光客でにぎわう那覇からは車で1時間ほど。隣り合う読谷村(よみたんそん)と恩納村(おんなそん)は、沖縄本島のちょうど真ん中あたりにあります。

美しい自然、歴史的なスポット、おいしい郷土料理があり、リフレッシュやレジャー目的で訪れるのにぴったりです。読谷村と恩納村での過ごし方を紹介します。

読谷村と恩納村にはバスがあまりないため、観光にはレンタカーがオススメです。

1. ビーチに近い絶景バケーションハウスに宿泊

地元での暮らしを経験してみたい旅人へのイチオシは恩納村の「ハコブネ リゾート オキナワ」。一棟貸しの海辺のバケーションハウスです。

通りをはさんですぐにビーチがあり、飲食店や観光スポットにも徒歩圏内。地元の人の暮らしを垣間見ることができます。

さまざまなタイプの客室がありますが、1〜3人での宿泊にオススメなのは、ハコブネタイニーハウスです。上の写真のように、熱帯植物で彩られた広い庭のある部屋で、内装は海をイメージしています。

名前は"タイニー(小さい)"ですが、室内は十分に広く、冷蔵庫、キッチン、洗濯機、乾燥機など滞在に必要なものがそろっています。ペットも同伴OKです。

子ども連れのファミリーへのオススメは、最大7人まで宿泊できるハコブネファミリーハウス。 ベビーやキッズのスペースもあり、子どもも大人も快適に過ごせます。

ハコブネファミリーハウスには、広い中庭とバーベキューコーナーも。外で焼きたてのお肉を楽しむのもいいですね。

近くのビーチでは、シュノーケリングや真栄田岬でのダイビング、SUP(スタンドアップパドル、通称サップ)といったアクティビティも体験可能。宿のスタッフは観光スポットやオススメのアクティビティを快く教えてくれます。ぜひ現地で聞いてみましょう。

「ハコブネ リゾート オキナワ」公式HP: https://www.hacobune.okinawa/ (英語版あり)

2. 絶景の真栄田岬で熱帯魚に出会う

恩納村でもっとも知られたスポットが真栄田岬(まえだみさき)です。海には青の洞窟もあり、ダイビングやシュノーケリングに訪れる人は跡を経ちません。

この日、筆者はダイビングショップ「Dive Center Isles(ダイブ センター アイルズ)」のシュノーケリングツアーに参加しました。ウェットスーツ、フィン、シューケルは店でレンタルします。

ダイビングとシュノーケリングの経験豊富なナオさんがインストラクターです。丁寧にサポートしてくれたため、はじめての筆者も安心して海の世界を満喫できました。

海には色とりどりの熱帯魚! 魚たちは人に慣れているので近寄ってきてくれます。海中のサンゴ礁も素晴らしいですよ。

青の洞窟へのツアーもあります。右上の写真のようにここでもたくさんの魚たちに出会えます。シュノーケリングは5歳以上から参加可能。ファミリーで海中風景を覗いてみましょう!

「Dive Center Isles」公式HP:https://www.isles-dc.com/ (英語版あり)

3. SUPで穏やかな海を進む

次にオススメのアクティビティがSUPです。地元のマリンショップ「HALETA OCEAN SUPPORT(ハレタ オーシャン サポート)」では、昼、夕方、夜の1日3回SUPツアーを実施。時間によって異なる海の表情を楽しめます。

参加者はハレタのショップに集合。ビーチでボードやパドルの使い方のレッスンを受けたら、ガイドのレントさんと一緒に海に出発です!

初心者の方はまずボードに座る練習から。ボードに立つには集中してバランスを取るのが大切です。足に力を入れずに、波のわずかな動きや水面の変化に合わせてみましょう (東京の地下鉄に乗るときと似ているかもしれません)。

夕暮れ時のSUPでは、海の幻想的な世界を垣間見れます。太陽が水平線の向こうに、大きく、そして明るく見えますよ。

夜のSUPでは、ビーチに近い浅瀬が輝いて見えるでしょう。夜のSUPではボードの下にライトをつけます。海中を照らしながら進むので、サンゴ礁や魚も見えますよ。夏は夜のSUPで涼をとるのもオススメです。

「 HALETA Ocean Support 」公式HP:https://haleta-okinawa.com/inquiry(問い合わせフォームは英語対応可)

4. 自分だけのシーサーを作る

ライオンや犬に似たシーサーは、沖縄に古くから伝わる伝説上の獣。幸運を呼び魔除けをすると信じられています。300年ほど前に屋根職人が屋根にサービスでシーサーを作って、家主にプレゼントしたことから沖縄中に広まったとされています。

読谷村と恩納村には、オリジナルのシーサー作りができる陶芸工房があります。ハコブネから歩いて5分ほどの「工房TAMA」もそのひとつ。

かつてシーサーは、口を開けているもの(オス)のみが作られていましたが、最近では口を閉じているもの(メス)と一緒にペアで作られています。口の開け方やたてがみなどを自分好みにアレンジすれば、自分だけのシーサーに。

できあがるまでには通常2〜3ヶ月かかりますが、完成したシーサーは国内外に発送してもらえます。少し遅れて、沖縄の思い出に浸りましょう。

「工房TAMA」 Instagram :[https://www\.instagram\.com/yado\_tama/?hl=en
](https://www.instagram.com/yado_tama/?hl=en)

体験予約はこちらから(日本語)

5. 座喜味城跡で歴史に思いをはせる

世界遺産・座喜味城跡(ざきみじょうあと)は、重要な歴史スポット。沖縄が琉球王国(※1)だった15世紀頃、当時の国王に反対する勢力を監視するために建てられました。

琉球王国の人々の様子を想像しながら、広大な敷地を歩いてみては? 階段を頂上まで行くと、街や海の絶景が待っています。

6. オステオパシーで心身ともにリラックス

読谷村で本物のボディワークを受けるなら、「読谷ホリスティックス」。国内では数人しかいない海外の国家資格をもつオステオパス(整骨医)が開く施術所で、さまざまな代替療法やボディワークを受けることができます。

オステオパシーの他にも、エサレン®︎ボディワーク、ロルフィング®︎などの本場のボディワークや鍼灸、漢方などの伝統療法など、その人に合った施術が受けられます。また、英語でも対応してもらえます。

読谷ホリスティックスでは「からだ・こころ・スピリット」の視点からひとを全体でとらえ、筋肉や骨格を調整するだけでなく、多くの不調の原因となるマインドに働きかける施術が特徴です。そのため施術後は体だけでなく、心も癒されていくように感じるはずです。

また、併設するデラックスコンドミニアムではファスティング(食事制限)のプログラムもあります。美しい沖縄で、体だけでなくこころもリセットして、本来その人が持っている自然治癒力や潜在能力を引き出してみませんか?

「読谷ホリスティックス」公式HP:https://www.yomitanholistics.com/(英語版あり)

7. やむちんの里で美しい焼き物に出会う

おみやげを探している方は、読谷村の陶芸村「やちむんの里」に行ってみましょう。やむちんとは沖縄の言葉で焼き物という意味です。

伝統工芸の読谷山焼は、素朴なデザインと実用性で愛される焼き物。この地域の井戸水と上質な粘土、薪を使って作られています。

やむちんの里には19の工房があります(営業時間は工房によって異なります)。各工房を訪ねて、気に入った焼き物があれば購入してみましょう!

シンプルな形に明るい色が映える、やむちんの数々。魚やカメが描かれているものもありますよ。茶碗や湯呑み、小さなシーサーの置物はおみやげにぴったりです。

やむちんの里には、焼き物を焼成するため大きな登り窯(のぼりがま)もあります。やむちんの仕上げの色合いは、窯のどの位置で焼かれるかで変わるため、2つとして同じものはありません。

すべての工房を巡るには1~2時間かかるので、時間に余裕をもって訪れるとよいでしょう。

8. 沖縄料理に舌鼓

読谷村と恩納村には郷土料理の店がいくつかあります。筆者が訪れたのは、地元の野菜をふんだんに使った料理が自慢の「島やさい食堂てぃーあんだ」 。"てぃーあんだ"とは沖縄方言で手の脂のことで、料理に手間をかけるという意味をもちます。

料理は主菜と副菜、ご飯、汁物がセットになっています。小鉢にはゴーヤや海ブドウといった沖縄ならではの食材を使った料理も。

小腹が空いたときは、地元のベーカリー「おとなりや」 もオススメです。地元の食材と天然酵母を使ったパンは絶品。ヴィーガンや食事の制限がある方のために、乳製品フリーのパンもあります。

沖縄の穴場、読谷村と恩納村へ行こう

美しいビーチや独特の食文化、歴史をもつ沖縄。読谷村や恩納村ではそんな沖縄の特色を存分に味わいながら、リラックスして過ごせます。

桜の咲く1月と2月には、ホエールウォッチングも楽しめますよ。天候のよい4月も観光にオススメ。ぜひ実際に訪れて2つの村のよさを体験してみてください。

In cooperation with Air Rescue, LLC

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