【日本の美味探訪】心に残る北海道のご当地グルメ3選

北から南まで全国47都道府県、日本には各土地の気候や文化に根付いたおいしいものがたくさんあります。この土地では何がおいしいの?ご自慢の郷土食は?旅に出たら、あなたの住んでいるエリアでは味わうことができない未知の美味を味わいたいですよね。あなたの旅がより楽しいものになるように、全国47都道府県各々のご当地グルメを3つセレクトしてみました。今回は北海道です。

北海道のおいしいものとは?

国内の旅先でも、常にトップクラスの人気の北海道。夏の爽やかな気候、秋の見事な紅葉、冬の雪景色など見所満載ですが、おいしい食材の宝庫なのも大きな魅力。北海道グルメはたくさんありますが、あなたがおさえておくべき美味とは?

北海道全域

「ジンギスカン」北海道民のソウルフード

(C) Luke W. Choi / Shutterstock.com

ジンギスカンは、ラムやマトンなど羊肉を野菜と一緒に焼いて味わう北海道の郷土料理。中央が山のように盛り上がった、兜(かぶと)のような専用鍋は、羊の溶けた脂が流れ落ち、縁に置いた野菜が脂の旨味を吸い込むように工夫されています。北海道民はジンギスカン専用の鍋を持っており、自宅で楽しむ家庭も多いです。

羊肉というと臭みがあるのではと思いがちですが、柔らかく甘くジューシー。クセも臭みもなく、おいしさに驚くはずです。ジンギスカンとよく冷えたビールとの相性は最高。

【食べられるところ】

札幌市「成吉思汗 だるま 本店」 https://sapporo-jingisukan.info/

札幌市「サッポロビール園」 https://www.sapporo-bier-garten.jp

滝川市「松尾ジンギスカン」https://www.matsuo1956.jp

など

函館市

「イカそうめん」透き通った美しさにウットリ

写真提供:(一社)函館国際観光コンベンション協会

函館といえば、函館山から見た夜景は必見。夜の海にイカ釣船の漁火が灯り、なんともやさしく、美しい光景です。「イカの町」と呼ばれる函館では、透き通る新鮮なイカをいただきましょう。

水揚げされた真イカ(スルメイカ)を、そうめんのように細く切った「イカそうめん」の美しさに感激。北海道の人は透き通った新鮮なイカしか食べないと聞いて、うらやましく思ったものです。透明のイカは歯ごたえがあり、口の中に甘みと旨味が広がります。6月〜11月頃までは真イカ、12~5月頃まではヤリイカと、函館では1年中イカが楽しめます。函館朝市では、イカ釣りができる釣り堀があり、釣ったイカをその場でさばいてくれるそうですよ。

【食べられるところ】

函館朝市 http://www.hakodate-asaichi.com

はこだて自由市場 http://hakodate-jiyuichiba.com

函館朝市えきに市場 http://www.asaichi.ne.jp/ekini/

など

帯広市

「豚丼」ボリュームどーんと名物どんぶり

「十勝の食料自給率は約1,100%」と言われ、人口の11倍、約400万人の食を支えている、日本最大の食料基地。養豚が盛んな帯広のご当地グルメは、甘辛いタレを豚ロース肉に絡めて焼いた、柔らかい「豚丼」。

蓋が閉まらないほどのボリュームがある丼は、大輪の花が開いたような豚ロース肉がたっぷり。帯広市内には、豚丼が食べられるお店が200軒以上もあるそうで、近年は豚丼目当ての観光客も多く訪れます。秘伝の甘辛いタレがしみた豚丼は、一度食べたら病みつきに。お店によって、タレの味にこだわりがあり、焼き加減が違うので、食べ比べも楽しみです。

【食べられるところ】

ぶたいち 帯広本店 http://www.obihiro-butaichi.com

はなとかち http://hanatokachi.com

元祖豚丼のぱんちょう http://obikan.jp/post_spot/955/

など

参考記事

十勝観光連盟公式サイト

今回は、北海道のご当地グルメの一部をご紹介しました。ご当地グルメには、各地の名産や文化が詰まっています。ぜひ、旅の思い出に味わってください。まだ出かけるのが不安というあなたは、通販で取り寄せできるお店もありますから、ご自宅で楽しむのもいいかもしれませんね。

注意:2020年8月現在の情報になりますので、店内での飲食ほか詳細につきましては、直接店舗へお問い合わせください。

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