全壊家屋、1000棟超に 人吉市で864棟報告 熊本県発表

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 熊本県は26日、7月の豪雨災害で全壊と判定された県内の住宅が25日時点で千棟を超えたと発表した。罹災[りさい]証明書の発行が進み、18日の前回集計以降、人吉市が新たに864棟を報告して計1081棟となった。

 半壊(大規模半壊含む)は1994棟で前回から1536棟増え、一部損壊は848棟で344棟増。床上浸水は3471棟(2359棟減)、床下浸水は1889棟(435棟減)だった。

 市町村別でみると、全壊は人吉市が最多の864棟で、八代市164棟、相良村17棟、芦北町14棟、山江村11棟と続いた。半壊は人吉市1379棟、八代市199棟などだった。

 今回、芦北町の全壊・半壊は計21棟、球磨村はいずれもゼロだったが、芦北町で1305件、球磨村で431件の罹災証明書が発行されており、県は「浸水被害から全壊や半壊への移行はさらに増えるだろう」とみている。(高宗亮輔)