1,204km 移動しました【50代から始めた鉄道趣味】375

※2014年12月撮影

トップ画像は、山陽本線由宇駅を過ぎた車窓。瀬戸内海の島々が西日に浮かび上がります。

三原駅からは2時間7分、15時34分岩国駅に着きました。駅前で休憩。何だか師走の空には見えませんねぇ。夏の様ですが風は冷たいですよ~。そう言えば、この木造駅舎はもう存在しません。2017年(平成29年)東西自由通路が新たに作られ橋上駅舎化されたのです。完成した姿はまだ見ていません。

※2014年12月撮影

また食うの? そう言わないでください。昨夜から昼過ぎまでの激しい空腹がこたえたのです。とりあえず食べます。それに待望の駅そばです。

※2014年12月撮影

肉そば(500円)やっぱり美味しい!

※2014年12月撮影

1番線の切り欠きホーム0番線に停まる錦川鉄道錦川清流線NT3000形3001「せせらぎ号」。錦川鉄道は、旧国鉄時代の特定地方交通線岩日線を1987年(昭和62年)に転換して開業した第三セクター鉄道会社です。【私鉄に乗ろう 28】錦川鉄道錦川清流線で2017年にコラムを書いています。沿線の風景が魅力的なので良かったらご覧ください。

※2014年12月撮影

こちらは全線非電化の岩徳線徳山行のキハ47-1008+1。今回初めてのキハ40系です。何だか、ずいぶん前面が汚れていますけど。

※2014年12月撮影

筆者が乗るのは、山陽本線115系C-35編成下関行。

※2014年12月撮影

駅名標を撮ったのですが撮影失敗。駅は、通津(つづ)と書きます。駅所在地です。木造駅舎は、おそらく1934年(昭和9年)開業時のモノでしょう。残っている改札口も魅力的です。

※2014年12月撮影

瀬戸内海の夕暮れです。

※2014年12月撮影

バックは周防大島。大島瀬戸に浮かぶ灯台。夢幻の様です。

※2014年12月撮影

周防大島と言えば、筆者の尊敬する民俗学者宮本常一さんの出身地です。岩波文庫の『忘れられた日本人』は超オススメです。明治時代の山村の生活が活写されています。日本人が千年以上暮らしてきた姿です。

単純で力強い駅名です。1912年(明治45年)開業時は、虹ヶ浜駅でした。駅所在地は、山口県光市虹ヶ浜です。1940年(昭和15年)光町が発足。1941年(昭和16年)光駅に改称されています。

※2014年12月撮影

ここで日が暮れました。写真はここまでです。

下関に19時18分到着、門司に渡り博多駅に21時23分に着きました。長かった~。ホテルにチェックインしましたが予想外に駅から離れていました。流石に疲労困憊。ホテル近くの居酒屋でモツ鍋。暖まりました。

昨夜の武蔵小金井駅から19時間36分鉄道に揺られ、1,204kmを移動しました。

各駅停車で1200キロ!そりゃ草臥れます。(笑)明日から九州をウロウロします。

※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。

※価格などは2014年当時のものです。

(写真・文/住田至朗)

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